ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

カラッとした冷たい空気のチベット高気圧の勢力が弱まり、代わりにインド洋からたくさんの湿った温かい空気が入ってくると、温かい空気はヒマラヤに向かって一気に流れ込み、上空の冷たい空気と激しく衝突し、山岳地の標高4000mを超える辺り一帯に厚い雲が沸を沸かせ、ヒマラヤの南側に毎日雨が降らせます。

ヒマラヤ山麓で一斉に咲く可憐な妖精たちは天から降り注ぐ滴でずんずん成長し、7月頃から最盛期を迎えます。

この時期、400種類を超える妖精が一斉に咲き誇る中、特に種類が多いサクラソウ科のお花を紹介します。ヒマラヤに咲くサクラソウは植生環境(高度、土壌等)により、様々な姿に変化し、私たちを楽しませてくれます。

標高2000~3000mほどの沢筋等の水が容易に得られる場所に咲く

左から:プリムラ・デウテロナナ  :プリムラ・グラキぺリス  :プリムラ・アウレアタ・フィンブリアタ  :プリムラ・ロトゥンディフォリア  :プリムラ・リステリ

標高2500m~4000mの日当たりのよい草地に咲く

左から:プリムラ・グロメラタ  :プリムラ・デンティクラタ

標高3500m以上の草地や水辺の周りに大群落を作る

 

左から:プリムラ・シッキメンシス   :アンドラサケ・サルメントサ

4000m以上の日当たりのよい草地に咲く

 

左から:プリムラ・レイディー  :プリムラ・レイディー・ウィリアムシー  :プリムラ・ブリアナ

4300m以上の草地や小低木の周りに咲く

左から:プリムラ・マクロフィラ  :プリムラ・タンネリ・ネパレンシス  :不明

冷たい風が吹きつける4500m以上の尾根上、礫地周辺に咲く

左から:不明  :アンドロサケ・デラヴァイー  :プリムラ・プリムリナ  :プリムラ・テヌイロバ