今日のハイキングは・・・世界をリードする登山家たちが競い合ったアイガー北壁を背に、ゆっくりと下山してクライネシャイディックの駅へ!

朝一番のミューレン発の電車に乗り込むため、シャレー(山小屋風ペンション)を出発

一両編成の鉄道は貸し切り状態 山側の席に座って終始、アルプス三昧

朝一番(8時過ぎ)に出発する超満員のユングフラウ登山電車に乗り込み、10分ほど乗車した先にあるアイガーグレッチャー駅で下山。 このさき登山電車はメンヒとアイガーの堅い岩盤の中に作られた坑道を通って世界最高所の駅ユングフラウ・ヨッホへ向かう。

駅を降り立った瞬間、お花畑の中にすでに足を踏み入れている。 美を競うように満開のお花畑の中を歩き、線路道を横目にクライネシャイディック駅まで下るハイキングが始まる。

朝一番のハイカーのため、広大なお花畑の中を歩くのは私たちだけ

次々と現れる妖精・・・なかなか前に進めない!

新しい妖精に出会うたび、愛用のカメラをじっくりと構え、ファインダーを覗いて何度も素敵な表情を収める。 いろいろな表情に思わず魅入ってしまう。


座ったり、立ったり。カメラ撮影で疲れる。お花畑の上に座り込んで、冷たい~お茶で一休み。

団体旅行の様に・・・急いで歩く必要もない! 自分のペースでゆっくりと風景を楽しみ、ゆったりと流れる時間を楽しむだけ。 目的地にいつ到着しても構わない

アルプス3大壁の1つ、アイガー北壁を真横から望める素敵なお花畑、草地の条件が代われば、今までに出会っていない妖精に出会える。

背丈が10㎝ほどにしか成長しないサクラソウ

恐る恐るキンポウゲの花を口に加えて・・・ハイジにペーターになりきる

ベビーカーでも楽に押して歩けるのコースが延びるハイキング道

かつてのミッテルレギ小屋(アイガー東肩)の様子を再現

標高差にして200mほど、いろんな妖精に見惚れてしまう風景・・・お昼過ぎにやっとクライネシャイディックに到着。

次の目的地に行こうと慌ただしく目の前を通る日本人ツアーのご一行さんを横目に、素敵なレストランに席を取り、静けさの中、初夏の眩しい太陽を受けたユングフラウ3山を眺めながらスイス伝統料理を頂いた。