ヒマラヤに咲く 幻の花ブルーポピーを求めて・・・
今日の行程は、トレッキングスタートするシャブルベンシの村まで、専用車で向かいます。チベット国境に程近いシャブルベンシは、交易の街として今でも重要な役割の村。
 
起床
 
朝5時30分レセプションからのモーニングコールで目が覚めた。朝の天気が気になり、カーテンを開け外庭を見ると鳩が群がって沢山餌をつまんでいた。空模様は薄い雲が覆っているようだが、雨の心配はなさそうだった。
5時45分からの朝食に合わせて水筒を持って1階レセプション前に集合した。昨日の疲れを見せず、『おはようございます』 と声をかけながら下りた。

全員が揃ったのでホテル内のレストランへ。中央の長いテーブル席が私達のために用意されていた。1人ずつお皿を頂き、ビュッへスタイルの朝食が始まった。給仕たちはコーヒーと紅茶、フレッシュジュースをテーブルに置いてくれた。好きなパンを取り、トマト風味の豆料理、目玉焼きやポテト炒め等、お腹がいっぱいになるまで食べた。

一通り食事が進むと、ガイドの指示で持参した水筒に熱いお湯を入れてもらった。
  6時30分に集合する旨を聞いて一旦部屋に戻った。『大きな荷物は廊下の外へ。手荷物と貴重品だけを持って下りてくるように』ガイドの説明があった。

集合時間の前には全員が揃い、大きい荷物はポーターによってロビーに集められていた。トレッキングに必要のない荷物はホテルに預けるので、専用のタグに名前を書き、半券を持ち主に。そしてトレッキングに必要な荷物だけを専用車に積み込んだ。 ガイドより『今日の行程は専用車でトレッキングスタートの村まで行くので、登山靴は要りません』と説明があったので、運動靴に履き替えた。ホテルの前で記念撮影をしてから車に乗り込む。

 
専用車に乗り込んで出発
 
 
雨季特有の空模様だったが、まだ雨は降っこない。街は活気に満ち溢れ、道端で野菜を売る女性やリクシャの運転手など、朝から一生懸命働いている。観光客の姿が見えない朝の市内もまた風情があって良い。
 
専用車に乗り込んでいるのは、ガイドをはじめ私たちとドライバー、他の車にはネパール人ガイドとドライバーが分乗。私達の向うトレッキングはカトマンズの北(直線で)35kmにあるランタン谷。道のりでおよそ110kmの距離。ゆっくり走る為、9時間(休憩時間は除く)ほどかかる。

市内を抜け山道に入った。都市の生活風景が一転して段々畑の中を抜けていく。綺麗な緑色の稲の苗がだいぶ成長している。ガイドがお米の作り方やどんな品種を使用して作っているのか、どのような道具を使用しているか、お米栽培に関する説明を詳しくしてくれた。
ホテルを出発して約1時間30分ほどでカカニという峠に立った。一旦車から出て休憩。ここには小さい村があるので村のトイレを借り、現地の人がおいしそうに食べている大豆の炒めものを分けてもらった。

北の方角には雨雲がかかっているが、とてつもなく大きな裾野をした山がこの雲の中に隠れているのが想像できた。ガイドが眼下に見える畑を指しながら、このあたりの稲作はカトマンズと異なり、2期作を行っていることを説明してくれた。『カトマンズでは1期作のお米ですが、このあたりでは2期作の栽培です。よく見れば苗の大きさが少し小さいように思えます。先月に田植えをしたばかりの稲を今皆さんが見ているのです。』と。

 
かつての宿場町で休憩
 
休憩も終わり再び車に分乗しトリスリバザールまで一気に下った。標高500mのトリスリは亜熱帯の気候帯に属す為、至る所にバナナやパパイヤの木を目にした。
土の色も赤褐色に変わり、太陽の陽射しで土が酸化し変色しているのである。

10時30分過ぎ、トリスリバザールに着いた。車から降りレストランの席に案内されたので、昼食を注文すると思ったが、専属のコックが今朝早く起きてお弁当を作ってきていたのである。
銀紙に包まれたおにぎり。(中身は梅干とオカカ)が入っていた。それ以外にも無農薬野菜の炒めものや、沢庵など。トリスリのバザールで売っている『かぼちゃのつる』を使った炒めものをレストランの調理場でコックが手際よく作ってくれた。
その間スタッフはネパールの食事ダルバードを食べていた。どんぶり茶碗3杯分のご飯をおかわりし、青唐辛子をかじりながら食べている。その様子をみてびっくりしてしまった。 

コックがバザール(市場)で購入してきたパパイヤとブドウを私達の前に運んでくれた。太陽の光を沢山浴び、無農薬で育った果物の味は濃く果物が持つ本当の味を味わうことが出来た。

 

 
シャブルベンシに向けて出発!
 
1時間20分に及ぶゆっくりとした昼食はとても美味しく頂けた。 再び専用車に乗り込み、ガイドとネパール人ガイドが交代して乗り込んだ。
トリスリバザールから暫く走行すると、舗装道は終わった。川に沿って作られた道だが、軽快に走っていく。前方よりネパールの公共バスが人を満載してやってきた。屋根にも人が乗っていた。バスの中は乗客以外の何かが乗っているように見えた。

眼を凝らして見るとヤギが乗っていて、外に顔を出しているのである。思わずその光景に写真を一枚。ガイドによるとネパールでは家畜は大切なもので、バスに乗せて一緒に運ぶとのこと。ちなみに料金がかかるかと尋ねたら、特に必要でないとのことで、ネパールのバスの仕組みが一つ分かった。

車は更に走り、大きな発電所の前を通りすぎた。ここの発電所で作られた電気はカトマンズに供給されているとのこと。
山道に入り少しずつ高度を上げていく。かやぶき屋根の家の前を通過したら、その家の上の道をまた通る、つづら坂が何処までも続いていた。

 
検問
 
カリカスタンの村まで来た所で検問。外国人は車の中で待機。ネパール人スタッフは車から降りてボディーチェック。その後検査が終了し再び出発。
つづら坂も終わり車の進む方向が北よりになると、白い雲のような山のような景色が見えていた。全容ははっきりしないが、ガイドよりガネーッシュヒマールの山並みの一部だと知った。
その後山肌からいくつもの滝が見えた。落差300mはあるかと思うような滝ばかり。ガイドによると雨季の時期にだけ見ることができる滝で、その上流にはガネーッシュヒマラヤがあるとのこと。

さらに道を進めラムチェ村に着くと、スタッフが車から降りて行き、誰かを探しているようだった。実はここの住民にポーター頭を頼んでいたので、その彼を見つけに行ったのである。
  暫くすると熱いミルクティーを飲みながらポーター頭のソナム(ネパール人の名前)が出てきた。ガイドからいつもこの地域をトレッキングする時に、彼をポーターの頭として参加者の荷物を運んでいることを教えてもらった。
その後、ソナムの声で7人の若いポーターが揃った。しかしキッチンボーイなどは一緒に来ていなかった。日本人ガイドに尋ねると、『後ろから来るバスに乗っています。ご心配要りません。私たちはゆっくりドライブを楽しみながら行きましょう。』余裕な感じで説明。ポーター7人を他のスタッフが乗っているバスに乗るよう指示をし、私たちはシャブルベンシを目指した。
15時過ぎ、ランタン国立公園の入り口のチェックポストに着く。

 
ランタン国立公園にやってきた
 
ここで、国立公園の許可証のチェックならびにトイレ休憩。公園の建物の中に私たちを案内してくれた。建物の壁にはこの地域の文化や野生動物のパネルが張られ、それを見ながら10分ほどの説明をしてくれた。
許可証チェックも終了し、ここから10分ほどのドゥンチェ村へ。ドゥンチェ村からもう一時間ほどの距離に、今夜の宿泊地シャブルベンシがある。ここからはるか向こうに見える村がシャブルベンシ。眼下にはチベットから流れてくるボテコシ川とトリスリ川の流れ。両脇の沿道にはツリフネ草がピンク色の花を沢山つけて咲いていた。最後の鉄の橋を渡り、5分進むとシャブルベンシの村に到着。
 
国境の町に着いた!
 
シャブルベンシの村はチベット国境まで歩いて1日半の距離にあり、チベット交易で栄えている村。
 
 

予約していたロッジに入り、休憩。ガイドはその間に荷物を部屋に入れ、蚊取り線香をつけながら部屋を回る。
気温25度の暑い場所だが、川近くのため涼しく感じた。
私達が到着してから30分後に残りのスタッフが着いた。彼らは荷物を出して、私達のためにお茶の用意をすぐに始めてくれた。待っていると熱いお湯の入ったポットが用意され、紅茶、コーヒー、ココア、緑茶の準備が整う。お皿にはネパール製のビスケットが用意され、全員でカトマンズからのドライブの話題で盛り上がった。

 
夕食まで一旦自由行動。この村は電気が来ているので、バッテリーのチャージをすることをガイドから説明があった。私たちは村の通りを歩き、交易で手に入る品物を見たり、彼らの生活が伺える家の中を覗いたりした。
 
山での最初の夕食
 
夕方6時からの食事に合わせ全員がそろい、ロッジのダイニングを利用して美味しいい夕食が始まった。
使用する野菜は全て無農薬。お昼に食べたかぼちゃのつるを使った料理も、リクエストに応えて再登場。
1時間30分ほどの夕食が終わり、ガイドより明日から始まるトレッキングについて、実際に山の中にはヒルがいるのかどうか、雨具の心配など詳しい説明があった。質問形式で行われた説明も終わり、部屋に戻ろうとすると外は雨が降っていた。明日の朝は雨が降るのかと心配しながら部屋に戻った。『雨は夜間に降ることが多いので、明日は雨が降らない朝を迎えるでしょう』という言葉を信じ、シャブルベンシのベッドに眠入った。
 
 
 
 
お花好きな
ご婦人にお勧め
 
高山植物を毎日見ながらトレッキング
 
2日目は、ランドクルーザーでシャブルベンシへ行く事!

カトマンズの街を抜け、緑豊な山道を走って行きます。

眼下の山肌には、棚田が何処までも続いています…

チベット交易の宿場町で、コックが朝早くから作ってくれたお弁当を頂きます!

でこぼこ道を走り、世界で一番美しい谷ランタン国立公園へ。

チベットから流れてくる河目指して下り、シャブルベンシへ…

 
 
 
2日目
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2日目の行程

起床
5:30

出発
6:30

カカニ到着
8:00
休憩

トリスリ到着
10:30
昼食

午後のドライブ
12:00

ランタン国立公園
15:00

シャブルベンシ着
16:30

夕食
18:00

就寝
20:00

 
 
 
     
     
 
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