ヒマラヤに咲く 幻の花ブルーポピーを求めて・・・
今日の行程は、トレッキングスタートするシャブルベンシの村まで、専用車で向かいます。チベット国境に程近いシャブルベンシは、交易の街として今でも、この地域の重要な役割の村です。
 
起床
 
 
朝6時キッチンボーイの『おはようござ〜います』の言葉と一緒にドアのノックする音で目が覚めた。大きなお盆にコーヒーカップとお砂糖が載せられ、部屋を回りながら、モーニングティーを配っていく。
それから15分ほど経つと、洗面器に熱いお湯が張られ、部屋の前に置かれた。そのお湯を使って洗面。
7時の朝食にあわせて外ではコックやキッチンボーイが忙しく動いる。ガイドは部屋を回りながら、寝袋の回収と大きな荷物をポーターに渡すための荷造りをしている。
 
準備のできた人から、ロッジのダイニングへ移動。 7時前には全員がそろい、テーブルに着いた。熱いお味噌汁が配られた。その後からおかゆと梅干、ふりかけと一緒に運ばれてきた。地鶏が産んだ卵の玉子焼きと、無農薬野菜のおひたし、キムチが出てきた。おいしく、何杯も御代わりをした。私たちの水筒にもお湯が全て配られ、8時の出発まで自由行動。

晴れ間が見える天気。ガイドより『午前中は大丈夫ですが、場合によっては雨が降るかもしれないので、雨具の準備とそれに対応する格好にしていきましょう。』雨具が重く感じるので、ガイドに持ってもらった。8時に少し汗ばむ陽気の中、ランタン谷に向けて出発した。 

 
出発
 
ロッジ前の道を100m程進み建物の横につけられた階段を下って、河原の台地へ。
小学校の前を通り、畑の中を通過して、チェックポストへ。ここで、国立公園のチェックを受けてランタン谷を歩く。 その先でチベットから流れてくるボテコシ川の激流に架かるつり橋を渡り、ランタン川右岸へ。チベット系のタマン族が暮らしている旧村の中を歩いた。

家の中からタマン族の人たちが私たちに興味を持ちながら、恥ずかしそうに見ていた。小さい子供は私たちの後を追いかけながら、『フォトフォト』と言いながらついてくる。

ほんの100mほどの村を抜けると再びつり橋を渡る。長さ30mほどの大きなつり橋。 その先には荷物を運んでいるポーターが隊列を組んで、テクテクと先を進んでいた。

 
 
橋を渡ってから、ランタン谷の花街道が始まった。ここには白とピンクそして紫のツリフネソウが所狭しとと咲いていた。背丈1mほどに成長した草木。その根元から青いスミレがこっそりと私たちに微笑んでいた。
 
 
私たちはこのルートに蛭がいないか心配した。ガイドは『蛭もいますが、気にするほどではないでしょう』とアドバイス。
ガイドの言葉を半信半疑で歩いた。時々スパッツをみてヒルがついていないか確認。
 
ガイドが言った言葉のように、蛭をまったく見ない! 視界の利くところまで来るとランタン谷がよく見え、谷に沿って雲が沸いていた。
 
 
2時間ほど歩いて標高1700mのドバンについた。2軒のロッジが営業していて15分ほど休憩。いつも利用するロッジらしく、ガイドとオーナーは顔馴染み。ここにはとうもろこしの畑があり、背丈を越えているとうもろこしには大きな実がついていた。
 
 
休憩を終え出発。20mほど急登すると、シャブルー村に行く道とランタンへ行く道と2つに分かれていた。私たちは川に沿ってランタン谷へ向う。およそ30分歩くとランドスライドという場所に。
雨季で増水した川は濁流となり、私たちが歩いている近くまで水がきている。
 
乾期にはこの激流の中に温泉が出ているらしいのだが、雨季の為川の中に消えてしまっていた。
 
 
ランドスライドのすぐ手前には茶色のきのこがたくさん生えていた。ここで暮らす人たちはこれを採り、炒めて食べるとのこと。私たちもお昼に食べようと、きのこ狩りを楽しんだ。ランドスライドはシャブルー村の住人がシーズンのみロッジを営業。雨季の為ロッジは休業中。ベンチだけ貸りて休憩。
 
断崖にへばりつくように出来た蜂の巣
 
ランドスライドから樹林帯の中を歩いて行く。川に沿って真直ぐな道。落ち葉がたくさん積もったフワフワの道を進んだ。

5分ほど歩くと右岸の崖にミツバチの巣が見えてきた。大きさ1mほどの巣が3つ、50cmほどのものが8つほど付いているのが見えた。

 
 
地元の人が許可をとって、蜂の巣を採ることができる事を知った。
 
時計を見ると11時少し前。朝出発した時よりずいぶん雲が沸いていた。午後からは雨が降るかも。雨の振る前に昼食地へと・・・
汗ばむ陽気の中、道樹林帯の中をジグザグに高度を上げて行く。樹林帯の中は風が抜けないので、額には汗が光っている。ちょうど平らな場所があったので、そこで荷物を下ろして汗を拭き、飲み物を飲んだり、トイレ休憩。
ガイドがネパールのヒルを見つけ、びっくり。日本のヒルと同じほどの大きさ。周りを見てヒルがいないかどうか確認したが見つからない。ガイドいわく、『雨季になるとヒルが出ますが、このルートには日本のようにたくさんいません』と説明。 
安心して出発。
 
 
約1時間歩いて12時過ぎ5軒のロッジが並ぶバンブーに着いた。キッチンボーイが私たちを出迎えてくれた。
大きなお盆にコップとヤカンを持ってやってきて、一人一人にオレンジジュースを配りながらトレッキングの労をねぎらってくれた。
 
村の少し斜め上部にはこの時期しか見ることができない滝が落差100m以上の高さで轟いている。
 
 
荷物をベンチに下ろし、川の水に浸したタオルで汗を拭いた。 非常に清々しい感じ。ランタン川の増水が大きな岩に当たって水しぶきが飛び、川下から流れてくる風に乗って私たちに天然の潤いを与えてくれる。まるでクーラーのように涼しかった。食事の準備ができるまで涼を楽しんだ。
 
 
コックの声で昼食の準備ができたことを知り、マットが敷かれた即席のテーブルで昼食が始まった。
大きなお皿にオムライスとブロッコリーのトマト炒め、マグロの佃煮、ポテトサラダ、インゲンの炒め物にオクラのおひたしが出てきた。
 
先ほど採ったきのこも醤油味で味付けされお皿に盛られて出てきた。きのこの話題で盛り上がる昼食に。食事が終わると同時に食器は片付けられ、デザートのバナナが出てきた。バナナを食べている間に、スタッフも食事をしていた。
 
シャブルベンシに向けて出発!
 
1時間を越えるゆっくりとした食事の後出発。 一旦右岸からの沢を横切り再び樹林帯を歩く。歩き始めてしばらくすると霧雨になり、幻想的な風景の中を歩いた。
昼食地からおよそ50分で小さいつり橋を渡り、再び右岸を歩く。つり橋からはランタン川が激流となり水しぶきをあたりに撒き散らし、荒れ狂っていた。つり橋のたもとにロッジがあったが無人となっていてベンチだけを利用した。
 
 

ここから宿泊地まで急登が続いた。およそ1時間登るとラムチェの村で、周りはいろいろな高山植物が咲いていた。
川下を振り返ると、向こうの山尾根に沿ってシャブルーの村が山肌に張り付いているように見えていた。上部の山はすっかり雲の中に隠れていた。 

 
 

ここで最後の休憩をとった。少し雨が強くなってきたので、弱まるまで待ってみようとガイドが声をかける。予定より20分多く休憩し、雨が小降りに変わったので出発。ここから宿泊地のラマホテルまで20分の水平移動だった。

 
 

谷も大きく右曲し、それに沿って歩いた。大きな岩肌が見えてきました。小さく黄色い野生のランがたくさん着生していた。写真を撮ろうとすると風に揺れてなかなか撮影ができない。ガイドの協力で何とか写真を撮影し、川傍に建てられたラマホテルへ着いた。

 
 

ロッジより温かいバター茶(チベット系住民が飲むお茶)がサービスされ、飲んでいると私たちより早く着いたスタッフより温かいミルクティーとビスケットが用意された。
荷物もすでにロッジの部屋に置かれ、同時に熱いお湯が入った洗面器も配られた。

 
ガイドに部屋を案内してもらい、各自着替え。昨日より暖かい格好(長袖の服とフリースと長ズボン)に着替え、ヘッドライトと折りたたみ傘を持って再びダイニングへ。
夕食まで2時間。先ずはお茶を飲みながらゆっくりと休憩。一番火に近い参加者が火の番をかってでてくれ、安心して雨にぬれた物を干す。

隣の部屋では女主人がかまどで地酒をポーターに振舞っていた。
その香りを嗅ぎつけた友人が『下ってきた際には是非飲ませてください』と女主人に約束。
ガイドからこの地域の習慣について詳しい説明を受けた。私たちはバターチャを作りを実際に体験し、出来上がったバター茶を飲んだ。
初めての体験で、なかなか思うように撹拌できず、女主人やスタッフに笑われながら、夕食までの楽しいひと時を過ごした。

あっという間に2時間が経ってしまい、夕食の時間に。外は雨がずっと降っている。キッチンボーイが熱々の夕食を運んできた。
野菜スープとポテトフライ、コロッケと餃子を運んできた。ピーマンとたまねぎとウインナーの炒め物、ニガウリの味噌いためと漬物も。もちろん食材は全て無農薬で、どれも日本の味。日本から持ってきた醤油やソースをつけて食事を楽しんだ。デザートにフルーツポンチが出てきて、夕食が終わり。

熱いお湯とお茶やコーヒーを飲みながら、明日のトレッキングについてミーティング。起床時間や朝食時間などの説明だった。また明日からより多くの高山植物が見えるとのことで、ゆっくり歩いてほしい旨も付け加えられた。最後に私たちの質問を受けてミーティングは終わった。 
ストーブの火が残っているので、火に当たる人、休む人に分かれて自由行動。寛いでいると、横の部屋ではいつものようにスタッフがお皿に山盛りのご飯をのせたダルバートを食べていた。

明日の朝までには雨が止むようにと願いながら休んだ。

 
 
 
 
お花好きな
ご婦人にお勧め
 
高山植物を毎日見ながらトレッキング
 
3日目は、ランタン川に沿って、ジャングルの中にあるラマホテルに行くこと事!

シャブルベンシの街を抜け、チベットから流れ出るボテコシ川の吊橋を渡ります。

ランタン川に沿って作られた道の両側に白い花が咲いています。

大きな崖にミツバチの巣を発見!

誰も居ないバンブー村で昼食!

吊橋を渡ってからジグザク道を急登りします。そこには黄色い蘭が咲いていました。

水平動を20分歩いてラマホテルに到着

 
 
 
 
3日目
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3日目の行程

起床
6:00

出発
8:00

ドバン到着
10:10
休憩

ランドスライド到着
10:40

バンブー到着
12:05
昼食

午後のトレッキング
13:15

つり橋着
14:05

ラマホテル着
15:50

夕食
18:00

就寝
20:00

 
 
 
     
     
 
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