今日の行程はキャンジンゴンパからブルーポピーの群落近くのカルカへトレッキング。
 
起床
 
U字谷に沿って雲が流れていく。雨の降りだしそうな天気の中、キッチンボーイの声で目覚めた。
温かい紅茶をゆっくりと飲みながら,部屋に散らかった荷物を鞄に詰め込むのがたいへん。
キッチンボーイが今度は洗面器にお湯を入れて運んできた。朝食は7時から。
ポーターに預ける荷物と自分で運ぶ荷物に分けて、部屋の外に置いた。ガイドがポーターに預ける荷物を持って外へ運び、ポーターは荷造り用のドッコ『竹で編んだ籠』を用意して、荷物を上手にパッキング。
 
朝食
 
雲が早く抜けていく外の様子を見ながら朝食をいただく。
今日はブルーポピーがすぐ傍のカルカへ行く。ご飯、わかめと大根入りのお味噌汁、焼いたお餅、温野菜サラダと漬物が続いて出てきた。熱いお茶を飲みながらゆっくり頂く。
 
約45分の朝食を終えると、トレッキング中に飲むためのお湯を水筒にもらう。

すでにポーターは私たちの荷物を担いで、お花畑を歩いて行った。トイレを済ませ、雨具の準備。8時にオーナー夫妻にお礼をしてキャンジンゴンパのロッジを出発。

 
トレッキングスタート
 
昨日訪れたヌバマタンカルカへの道を再び歩く。アネモネの白いお花畑を抜けてながら・・・。昨日は見ることができなかった蝶が風にのって楽しそうに舞っている。
蝶を追いかけるように私たちは花街道を歩いた。
 
 
チェリコリピークから流れてくる川を渡った。昨晩降った雨の影響だろうか?昨日より水かさが増えていた。安全に渡渉できる場所を探し、水が少ないところから飛び石伝いに越えていく。
ガイドとスタッフが裸足になって、私たちの手を引いてサポートしてくれた。
 
 
水の多いところはガイドに担いでもらって渡渉した。
ヒマラヤの氷河を源にした川は豊富な水量で流れていた。全員が渡渉し終え、大きな石の上で休憩。
紫色をした花や黄色のキク科の花、サクラソウなどがびっしりと咲いていた。
 
天気が朝よりも少しずつ良くなってきた。ヒマラヤの頂だけは厚い雲に覆われ、雪の被ったヒマラヤを見せてくれなかった。
 
 
どこからか鳥のさえずりも聞こえている。ガイドの合図で出発。ゆっくりゆっくり色とりどりのお花を愛でながら歩く。珍しい花を発見すると声を掛け合い、写真を撮ったり、描写したり。
 
ゆっくり高度を上げていく
 
ガイドより『ここから徐々に高度を上げていきます。今以上にゆっくり歩いてください』と。足元にはお花が咲き、登りもそれほど苦にならなかった。
キャンジンゴンパを出発して2時間程経ち、2軒のカルカ跡の所に来た。
 
 
カルカ周辺はピンク色をしたトラノオが辺り一面びっしりと咲いていた。白いアネモネも風に揺られながら私たちを歓迎してくれている。水辺に咲く黄色いサクラソウが何故か群生をしていた。その中に入って写真撮影!
 
 
尾根に沿ってゆっくりゆっくり登る。何処を見てもお花だらけ。左斜面がガレているところに来ると、そこには未だ見たことの無いピンク色をした星形の花が咲いていた。眼を凝らして見てみるとセーター系のお花も沢山咲いていた。
 
背丈は15cmほどしかなかった。葉の表面には極細な糸で編まれた綿の服を着て、寒さから身体を守っている。
 
 

標高4000mを越えると次のカルカが見えてきた。カルカの横を通り抜けて進むと傾斜が緩くなり、更に10分ほど歩くと突然、目の前に黄色いお花畑が現れた。お花畑の真ん中にうっすらと道がついていた。 

 
霧に包まれてしまいはっきり見えないが、フウロウ科の花だけが集まった大きなお花畑だった。ヤクが1匹花の上に横になって私たちの方を見ていた。
やがて大きな岩が沢山ある場所に出た。両手でしっかり岩を掴みながら、滑らないように歩く。
岩のあたりで動物の鳴き声が聞こた。あたりを見回しても姿が見えない。何の動物かなぁ?と思いながらキャンプ地を目指した。
 
カルカ到着!
 
キャンプ地に着いた。すでにスタッフは到着していて、私たちのテントを設営し始めていた。平らな場所が少ないので、テント同士がくっついているように思えた。
氷河から流れ出ている水が湧き出していて、その横にキッチンテントが張られた。
 
 

全てのテント張られたので、中に入って休憩。昨日まではロッジを利用していたが、今日からはテント生活。
私達のテントの作りは、一番下にグランドシートを引き、その上に厚さ8cmのマットを敷いて、快適な寝心地の確保と熱放射の遮断がされていた。

 
 

テント前部には登山シューズを置ける十分なスペースもあり、テント内に靴をいれる必要もなかった。欧米人サイズ3人用のテントを2人または1人で使用。ダウン製の寝袋とでシーツ、枕まで用意してあった。今日から2日間ここで寝泊りをしながら幻の花ブルーポピーを見に行く。

 
 

時計を見ると12:30分です。コックが朝のうちに作ったお弁当を運んできました。キッチンボーイも温かいお茶を用意して、参加者のテントを順番に回っています。
ガイドは参加者のテントを回りながら、快適にテント生活が出来るポイントを分かりやすく参加者に説明していました。

 
テント場では折りたたみ傘が非常に役立つ。
私たちのテントから少し離れたところにトイレテントが設営された。ここにはトイレが無いので、トイレテントがあれば雨が降っても安心して用を済ませることが出来る。 少し遅めの昼食も終わり、15時30分まで自由時間。
 
寛ぐ時間
 
スタッフはキッチンテントの中で、ダルバートを沢山食べているのがテント越しに見えた。
 
 

いつの間にか雨が降り出してきた。気温はそれほど低くないので、肌着とフリース1枚で十分。15時30分、キッチンボーイがお茶の準備が出来たことを伝えにきてくれた。
私たちのテントより少し上部に、ダイニングテントが設営されている。

 
大きなテントの中はグランドシートが敷かれ、その上にマットが2敷かれている。腰を下ろしてお茶の時間が始まった。
 
 

キッチンテントから熱いお湯を入れた魔法瓶が届き、好みに合わせて飲み物を選んでお茶を楽しむ。日本から持ってきたお菓子や羊かんを出したりと、ダイニングテントの中が賑やかに。
ブルーポピーの話題になり、沢山質問が出た。

 
 

『 何処で見ることができるのですか?どのような条件で咲くのでしょうか?青以外の色もあるのですか?中国にある花と同じですか?』 など様々な質問に対してガイドはそれに一つずつ答えた。
『明日ここから先に行った場所にブルーポピーがあります。

 
今日ここに泊まることで、高山病になる方もおられるかもしれません。
どんな小さいことでも、いつもと違うようだと思ったり、感じたりしたらすぐに私に言ってください。我慢をされることをしないで下さい』と。高山病について、しっかりとしたレクチャーをガイドの経験を含めて分かりやすく説明してくれた。

『しかし眠くなったりすると、高山病が出やすいので、昼間のうちは寝ないで下さい。また出来るだけ積極的に話をしていただくことを御願いします。喉が渇けば、お茶を沢山飲んでください。トイレも沢山行くことになるかと思いますが、是非我慢せず行ってください。』と付け加えた。『皆さんが今なさっていることが高山病を軽減する方法です。是非一緒にしましょう』と。 お茶の時間も終わりテントへ。

 
天空のカルカで夕食
 
ロッジと異なり、夕食がいつもより早く17時30分から始まった。ここの標高は4300mを越えているが、だれ一人高山病の影響は出ていない。
キッチンから食事が運ばれてきた。今日のメニューはコロッケとオムライス。大きなお盆に食事がのせられ、私たちの前に一つずつ置かれていく。あつあつの食事をいただける喜びでいっぱい。

キッチンテントで食事を作るコックたちの威勢のよい声が聞こえている。
朝私たちの荷物をここまで運んできてくれたたポーターは、再度キャンジンゴンパまで戻ったとのこと。次回彼らに会うのは明後日の朝。美味しく夕食を頂きながらも、ガイドは私たちの体調を常に気にしてくれていた。

ガイドより『今日の夜は普段以上に水分をとってください。夜間目が覚めた時にも一口で構いませんので、水分をとってください』と説明を受けた。
デザートとしてパイナップルが温められて出てきた。寒さを感じさせない心配りのデザート。
ガイドの説明が終わるのを見計らって、キッチンボーイが湯たんぽを運んできてくれた。温かい湯たんぽを抱えながら、自分のテントへ戻った。スタッフは私達の食事の片付けをしながら、は自分たちの夕食を作っている。
ろうそくで照らされたダイニングテントとキッチンテントが暗闇の中で、すごく印象的だった。明日の天気を期待しながら深い眠りについた。

 
 
 
 
お花好きな
ご婦人にお勧め
 
高山植物を毎日見ながらトレッキング
 
7日目は、ブルーポピーの群落に程近いカルカへ移動し、キャンプします。

昨日歩いた道を再び歩き、途中から高度を上げていきます。

ゆっくりと登って行くと、セーター系の植物が現れてきました。

目の前に、黄色い花だけでつくられた天空のお花畑

ブルーポピーの群落に近いキャンプサイトへ到着!

 
 
 
 
 
 
 
 
7日目
 
 
 
 
 
 
 
 
7日目の行程

起床
6:30

朝食
7:00

出発
8:00

カルカへ到着
12:30
昼食

午後はフリー

ティータイム
15:30

夕食
17:30

就寝
19:00

 
 
 
     
     
 
ヒマラヤトレッキングツアー専門 サパナ
〒520-0866 滋賀県大津市石山寺辺町221-8 電話・ファックス:077-534-5469
Thank you for visiting! @copyright 2008 Sapana