山肌一面に咲く石楠花の森を歩いて、絶景の展望地ゴレパニ村(2800m)へ。
こんな山奥でも色々な商売の方と行きかう。
天秤棒を担いで野菜を売りにいく人。日傘をさして歩くビジネスマン。
ヤギの群れを追いながら歩く少年…
 
一夜明けて
 
朝6時にキッチンボーイが皆様のテントに熱い紅茶(イラムティー)をお盆に載せて運んできてくれた。紅茶を飲みながら村の景色を見ると、ヒマラヤというよりは日本の里山のような感じだった。
各家に水牛か牛が飼われ、子供がポリタンクに水を入れて石畳を歩いて行く。
ロバも草をもらって美味しそうに食べていた。

6時半頃洗面器にお湯が配られた。そのお湯で洗面。
さっぱりとして心地よい気持。朝陽もあたり、トレッキング気分!

 
 
7時の朝食まで時間があるので、日本人ガイドがゲストを連れてここに住んでいるグルン族の家を訪問。蒔きで火を起こすかまどや食べ物の貯蔵の仕方、そしてどのような食事をしているか、一つずつ説明。彼らのお酒の作り方も説明してくれた。

現地の暮らしや習慣を実際に民族の家の中を見せてもらう貴重な体験だった。山を歩くだけでなく山岳地域に生きる人々の姿を深く知ることができた。

 

 
キッチンボーイが朝食の用意ができたことを教えてくれたので、食事の場所へ・・・朝食はおかゆにお味噌汁、梅干と沢庵の漬物、目玉焼きにソーセージと無農薬野菜の炒めもの。
ゆっくりと朝食をいただいている間に、スタッフがテントを一つずつ撤収。30分ほどの間にすべてのテントは撤収され、ポーターに預ける荷物が外においてあるだけだった。
 
 

朝食後、荷物の最終チェックをし、澄んだ荷物からポーターが担ぎやすい形に整えていた。
ポーターは私たちより先に次の目的地ゴレパニへ出発!
 
私たちは、貴重品と雨具と水筒などを持って8時頃出発。
昨晩の夕食時日本人ガイドから今日の行程をあらかじめ聞いていた為、何処のポイントを注意するか分かっいるが、ヒマラヤを早く見たい気持ちが足の速さになって、最初からハイペース。

ヒレ村から20分先のティルケドゥンガで10分ほど休憩。
歩き始めてすぐなのに10分の休憩が多いと思うかもしれませんが、これが一番大切なこと。
 
 

これからウレリ村まで600mの急登が続いた。
朝一番の身体は未だ眠っている為、無理をすると、怪我の原因になるのである。
あえて身体を一旦休ませ、登るのがポイントである。この坂はすべて石段であり、ステップの高さが低い為、登りやすい坂だった。
 
約1時間30分かけて登るとウレリ村が見えてきた。右前方にはアンナプルナサウス7100mが輝いていた。
ウレリ村でも15分ほどの休憩をとってから、山に沿って100mほど登った。
ここまで登ると石段も終わり、土道に。
 
ヒマラヤを見ながらの昼食
 
 
11時過ぎお昼の予定地バタンティーに。すでにコックやキッチンボーイが先回りして昼食の準備をしていた。私たちの到着に合わせてジュースが運ばれる。30分ほどゆっくりしていると、昼食が運ばれ、景色の良いところだったので、外のテーブルで雄大なヒマラヤを見ながらの昼食になった。
 
ウドンとスープが運ばれ、次に薬味とわさびそして野菜天婦羅がつづいて運ばれてきた。その後青梗菜とトマトの炒めものとデザートが。

標高が2300mほどにも関わらず、セミの声もまだ聞こえ、雲ひとつ無い空にヒマラヤの白が非常に眩しく見えた。

昼食も1時間たっぷり。午後からのトレッキングに備えお湯を水筒に。
トイレも済ませ12時45分出発!5分ほど歩くとまた村が現れた。
日本人ガイドの説明で、この村もバタンティーということを知った。
バンタンティー村は2つに分かれ先ほどの村が下部の村で、ここが上部の村ということであった。

 
石楠花の森へ
 
少しずつ樹高の高い木が現れ、ここからゴレパニの石楠花林がスタート。
更に進むと小さな橋を横切り、まわりの木々を見ると真っ赤な石楠花が満開に咲いた。

日本の石楠花のような小さい樹はここには無かった。
目に入る木々はすべて15m以上の大木。このあと石楠花林を抜けるのに3時間以上かかった。

 
 
バタンティーを出発して真っ赤な石楠花の森を2時間ほど歩いてナンゲタンティー村に到着。
村といっても4件ほどのロッジがあるだけで、ここの周りも石楠花の大群落。
見渡す限り石楠花に彩られた山並みが続き、ゴレパニ村までもうひとふんばり。
 
登山道が石道から土道に変わり傾斜がだいぶ緩やかになってくるとゴレパニ村が近い。私たちは夕方ゴレパニ村に着いた。青いトタン葺の屋根がゴレパニ村の特徴。
村は閑散としたように感じた。というのも実はゴレパニ村は上部と下部に村が2つに分かれいて、私達が泊まるのはここから15分先歩いた上部の村だった。

かつてはこの下部の村が栄えていたらしいのだが、峠の北側にツーリストが泊まるようになってから急変したらしい。
上部の村の魅力はなんといってもヒマラヤの絶景をどのホテルからも見ることができることだと思った。

 
 
私たちの泊まる場所はすでに決まっていて、アンナプルナ1峰が真正面に見えるテント場。テントのジッパーを上げると、アンナプルナ1峰とアンナプルナサウスが聳えていた。

昨日同様にお茶が配られ、そして洗面器のお湯も配られ快適だった。
ゆっくりと着替えていてはもったいないとばかりで、すぐに暖かい格好をして、カメラ持参で外へ。

 
夕焼けまでもう少し時間があるので、一旦ロッジのダイニングに入ると、すでにお茶とネパール製のビスケットが用意され、ヒマラヤを見ながらティータイムが始まっていた。
 
圧巻 ヒマラヤの夕焼け
 
オーナーが早めにストーブに薪をくめ、暖かい部屋で会話も弾む。西の空の色が少しずつ赤く色づいてくると、カメラを持ってすぐに外に出かけ、テントの中に入れてあった三脚を出し、カメラを固定して撮影会が始まった。日本人ガイドが魔法瓶とお菓子を持って、私たち1人ずつにお茶を配りながら、その瞬間を待った。
 
 
ヒマラヤの頂が赤くなり始めると、シャッターを切る音が続いた。ひと段落すると地図を広げて、どの山がどの高さでと・・日本人ガイドが山の説明をしてくれ話が弾んだ。
少し寒さを感じたので、ロッジの中へ。
 
窓越しにヒマラヤの贅沢な風景を見ながら、夕食が始まった。今晩のメニューは、日本のカレーと地鶏を使った料理。
続いてオクラのおひたしと温野菜など8種類の食事がテーブル一杯に並んだ。もちろんすべてヒマラヤで育った無農薬野菜だった。最後に少し温められたマンゴーデザートが出てきて驚いた。

このコースで一番標高が高い宿泊地の為、今日は全員に湯たんぽも用意されていた。
日本人ガイドは頃合をみて明日の予定について、詳細な説明してくれた。

『明日は皆さんにヒマラヤの絶景を見ていただこうと思っております』というと、今日見た景色を越えるのですか?と質問が出るくらい、皆驚き興奮していた。
『そうです。今日よりももっとすごい景色をお見せしますから、早く寝ましょう』
翌朝の起床時間、気温、道具とカメラの準備とどの角度で陽が登ってくるか詳しく分かりやすく説明してくれた。

カメラ撮影をされる方には特に必要な情報を的確に教えてくれたので、明日の撮影が楽しみになった。その後各自のテントへ。ふと見上げる夜空には日本では見られない数の満点の星空と天の川が手に取るように瞬いていた。そして東の空が少し明るいので、もうすぐ月が昇ってくるのが分かった。

月が昇ってくるとヒマラヤを幻想的に照らす。月明かりに照らされたヒマラヤが暗闇の中で白く浮かんで見えた。翌朝に備え21時には湯たんぽを抱いて夢の中へ。

 
 
 
初心者におすすめ
 
ゴレパニ村へ9日間で巡るトレッキング
 
3日目は、ヒレ村から石楠花街道を歩いてゴレパニ村へ!

6時にキッチンボーイが持ってくるお茶で目覚め!

山の中の色々な生活を見ながら・・・

ヒマラヤを仰ぎながらいただく昼食!

15m以上もある石楠花の木を見上げ・・・

ヒマラヤの絶景が望める村ゴレパニへ到着

 
 
 
 
3日目
 
 
 
 
 
 
 
 
3日目の行程

起床
6:00

ロッジで朝食
7:00

出発
7:45

ティルケドゥンガ到着
8:05

ウレリ到着
9:55

バンタンティー着
昼食 11:20

バンタンティー出発
12:45

ナンゲタンティー着
14:30

ゴレパニ 到着
15:40

夕食
18:00

就寝
20:00

 
DATE

宿泊地: 
ゴレパニ 村
標高2800m

宿泊形態:
テント泊

食事:
日本の食事

歩行時間:
6時間10分
※休憩時は含めない

高低差:
1300m

トイレ:
清潔で良い

 
 
 
     
     
 
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