ヒマラヤの大展望地ゴレパニ村を後に・・・
ダウラギリ連峰が見渡せるなだらかな丘を歩き
山の形を変えたアンナプルナサウスが今日のテント場の眼前に聳え立つ。
 
快晴の朝
 
今日も雲ひとつ無い朝です。朝陽があたり空気が暖かく感じます。6時にいつものキッチンボーイがテントまで紅茶を運んできてくれ、今日も気持ちの良い目覚め。そして熱いお湯が張られた洗面器もテント前に運ばれる。
 
 
キッチン場からコックの歌声が聞こえてくる。ヒマラヤの澄んだ空気に磨かれた彼らの綺麗な歌声が、私たちのテント場を愉しくさせる。朝食の用意が着々と進んでいるのを確認しながら、荷物のパッキング。今日は朝食後、次の目的地タダパニ村へ行く。
 

ネパール人スタッフが、ほんのり温かい湯タンポを回収しながら、一つずつテントを回る。荷物の整理ができた人から、ヒマラヤを窓越しに見ることのできるダイニングへ移動。6:45分から朝食が始まった。

温かいお餅入りの味噌汁が運ばれる。それから梅干入りのおかゆが運ばれ、キムチと沢庵の漬物が出てきた。
無農薬温野菜が運ばれ、地鶏が生んだ新鮮な卵がゆで卵の形でも少し遅れてでてきた。いつものようにゆったりとした時間の中で朝食をいただく。

 
 
窓越しに見えるヒマラヤは今日も朝陽を浴びて輝いていた。欧米人トレッカーは、すでに歩いていた。
ガイドに尋ねると、『 1日でポカラまで行くのでしょう』と返事。持っている地図で確認すると、私たち2日間の行程を1日で歩き通すことが分かり、朝から気合が入る。
 
朝食が終わる頃、ガイドの指示でゲストの水筒を集め、中にお茶が入れられた。すべての準備が整い、朝7:45分ゴレパニ村を出発。
 
ゴレパニ村を出発
 
先にポーター達は出発し、ゲストとガイド、キッチンボーイが続いた。昨日訪問した学校の横を歩き、昨日の出来事が思い出される。校舎の上にヒマラヤが見えているのに、感動!ゴレパニ小学校で学ぶ子供たちの逞しさは、ヒマラヤの雄大な自然により育まれていると実感。

登山道はすぐに石楠花の森へ続き、土道から石段の道へ変わりながら、少しづつ高度を上げていく。石楠花の森を過ぎた辺りから草地の中の道に変わり、来た道を振り返ると、ダウラギリ山群が雪化粧をして鎮座し、昨日登ったプーンヒルと同じ風景が広がっていた。ゴレパニ村の青いトタン屋根も見え、プーンヒルの展望台も反対側の尾根の上に小さく遠望できた。

 
展望の良い茶店で休憩
 
 
更に稜線伝いに登り小さな茶店で休憩。ここはシーズン中のみ開かれるお店。暖かい砂糖たっぷり入ったミルクティーを注文し、ヒマラヤの峰々を再度見渡す。
上空をポカラとジョムソン村を結ぶ定期便が何回も通過していき、飛行機が来るたびに大きく手を振った。
 
朝から400mほど登ってくると、道は平坦に変わり、そして徐々に下っていく。そしてデオラリ村に到着。
 
村のお土産や
 
4件のロッジがあり、ここで10分ほどの休憩。ロッジの前ではチベット系の売り子さんが、アクセサリーや毛糸の帽子や靴下などのお土産を熱心にゲストに売り込んでいた。その様子がとても気に入り、写真を一枚。

ガイドの合図でまた出発。『 この先少し急で狭い箇所があるので、注意してください。前と真ん中と後ろにスタッフが入り、皆さんの下降をお手伝いします。』と。
隊列を組みなおし、ゆっくりと下山が始まった。下りはお昼のバンタンティーまで続いた。

 
 
石楠花の森を下り途中、デオラリ村の水力発電の小屋の上を通り、滝の横を通過した。下から逆周りのトレッカーにすれ違い、情報交換。
11時30分昼食地のバンタンティーへ到着。渓谷に作られた集落で、シーズン中のみ営業しているロッジの庭先を借りて食事となった。
 
狭い土地にも関わらず、野菜を植えている畑がいくつもあった。ピンク色のサクラソウが、置いたザックの横で綺麗に咲いていた。
すでに食事の準備は整えられ、ジュースで喉を潤した。
 
コックが腕をふるって昼食
 
今日の昼食は巻き寿司と地鶏の卵を使ったスクランブルエッグ、無農薬の野菜炒め、インゲンのおひたしと漬物。沢山巻き寿司があるので、お変わり自由!私たちの前でコックが実演しながら、愉しく食事。デザートはパパイヤだった。 昼食は1時間以上で、ゆったりと頂いた。

村の中をジグザグに下りて再び石楠花の森の中へ。樹高15mほどある綺麗な石楠花の森を横へトラバースしていくと突然視界が開け、2軒のロッジがあった。その背後の岩には白い野生のサルの群れが。写真を構えてもまったく猿は逃げず、気持ちよさそうに遊んでいるようだった。

 
 
真っ白な雲と思って見ていたのが、実はアンナプルナサウスの稜線で、昨日まで見えていた格好とまったく別な山にみえた。 地図で確認すると、ずいぶん東南の方角へ下りてきた。南の方を見ると、2日目長い階段を歩いて到着したウレリの村がはるか遠くに見えていた。
 
これから行くタダパニは、すぐ向こうの尾根の上。 道は下の川に向かってついているように思えるのだが・・・ やっぱり登山道は下の川に向かっていた。30分ほどかけて一番下まで降り、木の橋を渡って登り返し。。

石段がずっと続き、所々に休む場所があった。休憩場所が見えるたびに腰を下ろし、喉を潤して、最後の登りをがんばる。登りの傾斜がゆるくなってきたら、タダパニはあと少し。村の入り口にはロッジの看板があり、そのまま直進。
  視界が開けると7軒ほどのロッジが所狭しと建っているタダパニ村に到着した。

私たちのテントは村の一番高いところに既に張られいた。いつものようにお湯が配られ、心地よいお湯で汗を拭いた。そして暖かいジュースも配られ、楽な格好に変身!ここにも大きな石楠花があり、今まで見てきたと同じ真っ赤な花を沢山付けて見事だ。

ロッジの前では色々なお土産が売られ、見ているだけでも楽しめる。チベット系の売り子さん達は、誰かから教えてもらった日本語『物々交換ね〜』『安いね〜』 と声をかけながら、観光客にお土産を勧める。
気に入った商品があれば、言い値の半分から交渉が始まるのである。お互いに価格が寄り合えば、交渉がまとまるのである。また少しのお金と私たちが使用しているペンやタオルなどを合わせてお土産と交換することもできた。

夕食までの間は自由行動。雲に隠れていたヒマラヤが少しずつ見えてきた。 昨日より200m高度を下げているせいか、それほど寒さを感じなかった。

ロッジのダイニングを使い夕食が始まった。今までのような薪のストーブではなく、日本のコタツで、椅子に座るタイプ。一度に30人くらい座れる大きなテーブルに、動物の毛を編んで作られた布団がかけてあった。

ガイドよりここの文化が紹介され、グルン族の生活から作り出されたコタツの文化を知ることがでた。 夕食は、無農薬野菜スープにポテトコロッケと地鶏料理、野菜入りの餃子、野菜の炒めもの、地酒。デザートにアップルパイが出てきた。 どの食事も美味しく完食。

ガイドの紹介で夜に民族の踊りをすることを知り、みんなで踊りが披露されるロッジへ。 すでに踊りが始まっていて、1時間ほどのプログラムを楽しく見ることができた。

星空が綺麗なヒマラヤの夜も明後日で終わり。明日の行程について、ガイドが説明。水筒にお湯が配られ、キッチンボーイが急いで湯たんぽを運んできてくれた。 同時に私はテントへ。楽しい一日だった。

 
 
 
初心者におすすめ
 
ゴレパニ村へ9日間で巡るトレッキング
 
5日目は、ゴレパニ村を出発!石楠花の林を抜けてタダパニへ!

2日間滞在したゴレパニ村を発つ!

ダウラギリ山群を背にしてトレッキング・・・

チベット系の売り子からお土産を買う

巨大な石楠花の森を抜けて

 
 
 
 
 
 
5日目
 
 
 
 
 
 
5日目の行程

起床
6:00

ロッジで朝食
6:45

出発
7:45

峠の茶屋 到着
9:00

デオラリ到着
10:05

バンタンティー着
昼食 11:30

バンタンティー出発
12:55

タダパニ着
15:10

夕食
18:00

就寝
20:20

 
DATE

宿泊地: 
タダパニ 村
標高2500m

宿泊形態:
テント泊

食事:
日本の食事

歩行時間:
5時間
※休憩時は含めない

高低差:
300m下降

トイレ:
清潔で良い

 
 
 
     
     
 
ヒマラヤトレッキングツアー専門 サパナ
〒520-0866 滋賀県大津市石山寺辺町221-8 電話・ファックス:077-534-5469
Thank you for visiting! @copyright 2008 Sapana