パグディン村の朝
 

さあ、あと3時間もしたら出発。今日はキッチンボーイより早く起きて、驚かそうと思っていた。キッチンからボーボーと音を立てながらお湯を沸かしている、ストーブの音がした。キッチンボーイは既に起きていて一生懸命仕事をしていた。

6時、熱いコーヒーが配られ、一気に飲み干し、もう一杯。朝一番のコーヒーは本当に美味しく、落ち着ける。昨晩は暑かったので、途中から寝袋の横を開けて、温度調整をしていた。
村の通りには、既にナムチェバザールに向かって人が歩き始めていた。

7時、朝食の準備が整い、ダイニングへ。既に友人がいた。おかゆの朝食。胃に負担が無くそして、腹持ちのよい食事で今日一日、元気に歩く事が出来る。新鮮な卵の目玉焼きとソーセージの炒めもの、トーストなど5種類の食事がテーブルを飾った。全てお腹の中へ。

 
ルクラへ向けて出発!
 
 

ここからゆっくりと歩いて、およそ3時間半でルクラへ着くでしょう。エベレスト街道を歩き始めた時の事を、ゆっくりと思い出していた。14日前の出来事だが、所々しっかり覚えている場所もあり、記憶を辿りながらのトレッキング。今までのトレッキングとは少し違う感じで歩いた。

 
私達を多くのトレッカーが急ぎ足で抜いて行く。彼らもルクラまで歩いて行く。まだ、前方からは誰一人すれ違っていない。川沿いに付けられた道をゆっくり、大きな吊橋に少し怯えながら、トレッキングを楽しんだ。
休憩が沢山。というよりは、この14日間の山歩きをしている中で、少しずつ身についた山歩きの方法。疲れたから休むのではなく、休みたいと思ったから休む、立ち止まって景色を堪能したいと思ったから休むのである。

日本の山歩きの仕方が身体に染み付いていると、どうしても歩く時間で一定に休憩をとるが、ここヒマラヤでは、その歩き方ではなく、いかにヒマラヤと自分の距離を近づけ、楽しむ事が大事である。結局ルクラに着いたのは12時だった。ゆっくり歩けたので何処も疲れず、山歩きを楽しめた充足感で一杯だった。

 
今夜のロッジは何処かなぁ?
 
ルクラの街に。カトマンズから最初に来た際、立ち寄ったロッジを探しているのだが、なかなか見つからない。というよりは思い出せないのである。ガイドに案内してもらい、ロッジへ。やっとこのロッジが行きに寄ったロッジだと思い出した。
 
 

大きなストーブがおいてあるダイニングに腰掛け、荷物を下ろすと、ロッジの女将さんよりウェルカムドリンクを頂いた。そして私たちにトレッキングはどうだったか尋ねてきた。 笑顔でOK!ベリーグッドの一言。女将さんも大変喜んでくれた。

 
服を着替え、再びダイニングへ戻ると、昼食の準備が整っていた。ちょっと遅くなったが、12時30分から熱々の食事を頂きながら、地図をニヤニヤ見ながらの楽しい昼食となった。
ここで初めてお酒の許可を貰い、早速冷たいエベレストビールで祝杯!いつの間にか3本も飲んでいた。

午後は、フリー。しかしガイドさんが同行してくれるので、ゆっくりと町並みを見物。ただの見物は物足りないので、ガイドさんお勧めの場所へ。
行く場所行く場所、現地の人は日本人ガイドを知っているので、何処でもお茶やお菓子を振舞ってくれ、また普通では知る事の出来ない、彼らの家の中まで案内してくれた。とにかく、ツーリストの私たちでは行くことの出来ない、ディープな世界へ案内してくれたことに感謝。

 
民族音楽で奏でる歌と踊り
 
 

18時からトレッキング最後の夕食がスタート。今日はちょっといつもと雰囲気が違っていた。スタッフが皆トレッキングの服装から、カトマンズで暮らす人と同じような服装に着替えているのである。食事も手の凝った料理が沢山出てきた。地鶏を使ったバーベキュー。串も一本一本、竹を削いで作られていた。

 
鳥皮だけの炒めものがビールに最適。オクラに鰹節をのせ、醤油をかけて頂く。豆ご飯とチャーハンと2種類が出てきた。春雨に鶏がらスープ、野菜炒めなど、次から次へと出てくる。おまけにピザまで出てきた。 お腹がはちきれそう。

音楽が聞こえてきた。太鼓と笛の音。歌声まで。手作りケーキを持ったキッチンボーイが先頭に、スタッフ全員がダイニングに集合。
民族音楽の演奏で歌と踊りがスタート。ロッジの女将さんも一緒になってダンサーに。そしてゲスト代表者によって、ケーキカット。感激でたまりません。

お礼の言葉が互いで行われ、最後に1人ずつ握手をしながら、今回のトレッキングの労いをこめてチップを渡した。 今までお世話になり、彼らの支えを借りて、快適にそして安全にトレッキングできた。
何より私たち一人ひとり目的の違うトレッキングを叶えるために、色々と細かい所まで面倒を見てくれたガイドならびにスタッフの方にとても感謝。  日本の山登りでは決して味あうことのできない、人とのつながりを通じて楽しめるトレッキング。 私の一生の宝物になった。今回このトレッキングをすることをサポートしてくれた方に本当に感謝。 有り難うございました。嬉しく・感動に浸る自分は涙声で恥ずかしかった。 彼らの言葉も、ガイドが通訳してくれ、本当に心通うトレッキングになった。

 
 
 
 
世界最高峰を見る。
これが私の夢だった。
 
 
世界最高峰のエベレストを間近で見たいという夢を叶えることができた。

色々と情報を集めると、2つの展望地があることが分かりゴーキョピークから世界一のエベレスト見ることができた。
 
 
参考タイム

出発 8:50

ルクラ着12:00【昼食】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
13日目
 
 
     
     
 
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