絶景なヒマラヤを楽しんだ後に、お勧めしたい食事といえば・・・なんといっても蕎麦!
トレッキング中に頂く、香辛料がふんだんに使われたネパール食も美味しいが、連日となるとやっぱり・・・ 慣れ親しんでいる食事を食べたくなるのも事実。

トレッキングを終え、カトマンズに戻ってくると世界中の食事がこの街では堪能できる。
なかでもここ最近、ゲストと一緒に足を運ぶのがヒマラヤ蕎麦だ。

ミネラル豊富なヒマラヤの麓では日本同様にソバが作られているのは有名。 辺り一面ピンク色に染まる畑とヒマラヤの景色は素晴らしく、この風景を撮影するためにネパールを再訪する登山者も多い。

今回は、ここで採れた蕎麦の実だけを使い、信州戸隠で修行したネパール人職人が丹精込めて打ってくれる蕎麦を頂く。
蕎麦屋までホテルから30分ほどの距離。 タクシーでも行くことができるが、渋滞も多く、場所が分からないタクシードライバーも多いので、車をチャーターして出かけた。

広々とした敷地の一角で、目立たないように店を構えている。 市内レストランとは異なり、落ち着いた静かな場所で頂く味は、本当に日本に居るような感じだ。 ネパールにいることを忘れさせてくれる。

酷暑期を迎えたネパール。額から汗がにじみ出すので名物のザル蕎麦を注文。

お盆に載せられて運ばれる蕎麦をみて、興奮。 見よう見まねで慣れない箸を一生懸命に使い、初めてのワサビの辛さに戸惑う。
蕎麦湯を飲みながらこちらを困惑そうな顔つきで見るスタッフがとても印象的だった。
天候にも恵まれ素晴らしい絶景を楽しみ、終始笑いが絶えなかったヒマラヤを後にした。

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