ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。  今年もスイスアルプスへ出かけてきました!

大阪で開催されたG20の3日前、物々しい厳重な関空を抜け出し、避暑のなかでアルプスの雄大な眺めと可憐な高山植物を楽しむために、スイスとフランスに出かけた。 G20という重要なイベントを控え、電車なども大きく規制された関西。 いつもなら出発日当日に関空へ行けば間に合うのだが、今回は余裕を持って、前日関空へ向かった。

視覚から入ってくるストレスを無くすために、広告などの掲載は空港内には見られない

午前のフライトで経由地を経て・・・同日夕刻にスイス・チューリッヒに到着。  空港内のエアコンが全く効かない。 街中の温度は38℃を示していたのには驚いた。 北海道よりも高緯度にあるスイス。 例年なら25℃前後の気温の中での旅行になるのだが、今年はサハラ砂漠からの熱波がヨーロッパ全体を覆い、尋常でない暑さの中での旅行になった。

景色を思う存分楽しめるよう、ひじ掛けには地図が記載され、窓が大きい

金融の街チューリッヒ。世界に名だたる保険会社や銀行などが集まるこの街は旅行者も多く、行き交う人々で賑わっている。 その中心地にあるチューリッヒ・中央駅から国際列車に乗り込み、先ずはイタリア国境に接する名峰、マッターホルンが間近に仰げるツェルマットへ向かった。 日本と違い一本一本のレールが非常に長いため、乗り心地は静かで最高である。 座席も広くゆったりと座れるため、車窓からの風景の美しさに魅了され、時間が経つのを忘れてしまう。

端麗な姿で人々の心を惹きつけるマッターホルン 街中から見える

日本から予約してあるホテルへ向かい、太陽がギラギラと照りつけるなか、ツェルマットの市内散策へ。 陽ざしが大きく西に傾き、幾分暑さが緩くなったなか、氷河から流れでる水を集めた川にそって歩くと、例年以上の水量で轟音をたてて流れている。 白濁した川面の上を流れる空気を急激に冷やし、心地よい冷たい風を浴び涼んだ。

乱立する街並みの向こうに、残照によって黄金色に輝くマッターホルンの姿。 刻々と色合いが変化していく様子に魅了され、思わずシャッターを何度も切ってしまう。

夕刻8:00過ぎ。 まだこんなに陽が高い。 自然に調和した家屋ばかりで、非常に魅力的である。

これから、何回かに分けてブログで紹介します。 こうご期待ください!

ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ

<今回の旅の日程>
1.日本 ➡ 経由地 ➡ チューリッヒ ※到着後観光
2.チューリッヒ ➡ ツェルマット ※観光
3.ツェルマット ※トレッキングと観光
4.ツェルマット ➡ シャモニ ※観光
5.シャモニ  ※トレッキング
6.シャモニ ➡ ミューレン ※観光
7.ミューレン ※トレッキング
8.ミューレン ※トレッキング
9.ミューレン ➡ 経由地
10.関空着