コロナ禍の中でも、積極的に外国人の受け入れを行うネパール 約3年間にわたり、ネパールのトレッキング事情は大きく変わっている。
10月末から11月初旬にかけてネパールを訪れた状況を紹介。 シンガポール航空、マレーシア航空、エアインディア、スリランカ航空、カタール航空、エミレーツ航空、タイ航空等がネパールに就航しているが、いまだ頑なに入国制限を行っている中国系のフライトが就航されれば、更にネパールへの道は近くなる。
なお、日本出国時には必ずワクチン接種証明(3回済)またはPCR検査陰性証明書が必要! 未提出の場合はチェックイン時、搭乗拒否される可能性が高い。 航空会社によって機内でのマスク着用を義務づけが異なるので確認が必要。
【ビザ情報】
ネパール入国に必要なビザはネパール空港で取得できる。 コロナ前の様に空港到着時に、ビザ申請機器を操作して行うこともできるが、機器の動きが遅く、ほとんどの旅行者がここで行うため、1時間以上かかって大変である。
あらかじめ日本にいる際にビザ情報を入力し、内容をプリントアウトしてネパール空港に着いた時点にビザを取得する方がベストである。 その方法を紹介
① Online Services (immigration.gov.np) よりアクセス。
② 画面左上にあるVISA-On ARRIVALをクリック 必要事項を記入してプリントアップ。
※ 入国直前から15日前までの情報がイミグレーションのコンピューターに反映されるため、それ以前の情報は自動消去されてしまうので注意。
【入国情報】
カトマンズ空港到着後、ターミナルへ。 その際、日本から持参したワクチン接種証明またはPCR検査陰性証明の提示
③ 日本で印刷したビザ申請用紙、およびビザ費用(アメリカドル)とパスポートを、空港内の銀行にてビザ代を支払い、領収書をもらう。
④ ビザカウンターに向かい、領収書とパスポートと顔写真を提出するとビザが貰える。
⑤ エスカレーターで下の階に移動し、エックス線検査 ※ 海外からの金製品の密輸を防ぐ目的
⑥ 預けた大きな荷物を受け取り、空港外へ
【市内情報】
旅行者で賑わう?・・・タメル地区 現在、旅行者が激減の為、色々と不便を感じる状態。 営業しているホテルが少ない、レストランの閉鎖が多い、地図ショップも大幅に減り、ネパール観光がいかに打撃を受けていることを感じるだろう。様々なテナントも閉まっている。
【出国時】
① 出国の3時間前に空港へ行こう! メチャメチャ混んでいるからである。
② 空港到着後、チケットを警察官に見せることで、ターミナル中に入れる。 荷物全てのエックス線検査、ボディー検査を行い、チェックインカウンタへ。
③ チェックイン後、出国検査へ。 エスカレーター前の警官にチケットを見せて2Fへ移動。
④ 外国人専用のレーンに並び出国審査を行う。 以前の様な出国カードの記入は無い。
⑤ 男性・女性に分かれて荷物のX線検査。 出発ゲートへ。
【まとめ 】
なお、コロナによって観光業が打撃を受け、若者が職を失った。 多くの若者が中東をはじめ多くの国へ出稼ぎへ。 そのためトレッキングする際に必要なガイドやポーター、ホテルのスタッフ、あらゆる分野の人が居なくなっている。
また、ネパール政府は旅行者にとって安全で安心なトレッキングを提供する環境を整えるため、また会社で働くスタッフの環境を改善するために、トレッキング会社に対して、供託金の金額(500万円)を上げ、ちいさいな旅行会社や未登録な旅行会社の排除を行っている。 そのような事情のため、しっかりと事前の確認を行い、確実なトレッキングを!