【A pretty fairy that blooms in the Himalayas】

今回紹介する妖精は中間山地の樹林帯の中でツルを延ばしてほほ笑むガガイモ科の花。

 

亜熱帯気候に属する標高2000m前後で見られ、ツルは数メートル延び、7cmほどの花をいくつもつける。 黄緑色の花びらで、顎は極細な茶色の線いくつも入ることで全体的に茶色に見える。 鮮やかな黄緑色の花弁が3枚。

日本のガガイモ科の花に比べ大きい。ヒマラヤではこの種以外無いようだ。

もうすぐ開花する個体とつぼみの状態の個体。 先始めると太陽に向かって花を上向きに咲く。 周りの草木に同化し、植生地が分かりづらい。 ランタン渓谷で2か所で確認されている。

No.36
花名:ケロペギア プベケンス
ガガイモ科   ケロペギア属
稀少度(珍しさ):★★★★★

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