【ヒマラヤでほほ笑む妖精シリーズ】

No.4
花名:プリムラ シッキメンシス 
サクラソウ科  サクラソウ属
見つけ易さ★★★★

今回紹介する妖精は、中間山地の水辺の周り等で見られる甘い香りを漂わせるサクラソウ科の花。

サクラソウの仲間には比較的低い標高でも見られる種があるので、高山病を気にされる方でも容易に出会うことができる。

この妖精は亜高山帯~中間山地の水場周りの草地等で群生し、見かけることが多い。 時には風が吹き抜ける尾根上でも群落を作ることがあるので、ヒマラヤをバックに素晴らしい被写体に様変わり。(ランタン)
背丈は50cm~80cmに成長し、淡い黄色で鈴なり状に下向きに咲くのが特徴。 ヒマラヤでは珍しく、あたり一帯にバニラの甘い香りを漂わせる。 香りに誘われ、妖精の世界へ。

似種(プリムラ・シッキメンシス・ホペアナ)と間違いやすいが、この種は白色に近く、より大きく花を開かせるのが特徴。
花期は7月中頃~8月にかけ最盛期を迎える。 ランタン渓谷ではサクラソウ科の花が沢山見受けられるが、もっとも大きな種である。

 

 

花期は意外と長く、6月~7月にかけて順次花を付けて行く。

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