【A pretty fairy that blooms in the Himalayas】

今回紹介する妖精は低山～中間山地にかけての水捌けの良い草地、疎林、ときには人家の近くで微笑むノボタン科の花。

亜熱帯気候に属する標高2000ｍ前後で見られ、背丈は80cmほどに成長。　淡いピンク色の花弁が４枚。雄しべが10本でその先に葯（花粉が入った袋状）が黄色でS状に曲がるのが特徴

ネパールではノボタン科の花を数種類見ることができるが、この種に非常に似た種がある。
見分け方のポイントは葯（花粉が入った袋状）の形状と花弁の数。

ヒメノボタン属　オスベッキア　ネパレンシス 　花弁が５枚で、葯がまっすぐに伸びる

上記の点で区別することで、種の特定が容易。

No.35
花名：オスベッキア　ステラタ
ノボタン科　　ヒメノボタン属
稀少度（珍しさ）：★★★

ノボタンの仲間

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