カトマンズから直線距離でたった50㎞。 外国人ツーリストが殆ど訪れないジュガール山群へのトレッキングがある。 最高到達地点は4200mであるが、谷底から一気に聳えるヒマラヤが屏風のように連なるため、エベレスト街道よりも迫力が体験できる。

ロールワリン山群からジュガール山群までの眺望
今回、この地に鎮座する神々の頂きを体験してもらうため、テントを持参して歩いてきた。 一応、簡易的なロッジはあるのだが・・・旅行者には泊まれるようなレベルではない。 食事も超ローカル食となるため、コックを連れてのトレッキングとなった。

ランタン山群の南に聳えるボーデンパウエル峰
直線距離では50kmほどしかないが、いくつもの尾根を巻き込みながら高度を上げていく。 舗装された道路はわずかなため、ジープでの走行が重要である。 ランタン渓谷からヒマラヤを越えてカトマンズに抜けるガンジャラパス(5100m)のトレッキングルートが一望できる

ヘランブーにある、ヒマラヤの展望地ヤングリピーク
3771mのヤングリーピーク。 頂上にはストゥーパがあり、この頂からの眺望も素晴らしい。 ヤングリピークの遥か下にはタルケギャンという村がひろがっている。

この地に暮らすタマン族、シェルパ族が伝統的な農業スタイルで暮らしている
久しぶりにみた牛を使った鋤起こし。 最近は小さな耕運機を使っての鋤起こしが見られるようになったヒマラヤ中間山間地。 しかしここでは、各家庭で育てられている牛を使い、段々畑の鋤起こしが行われていた。 鋤起こしは男性の仕事とされ、女性はその他の農作業を行う。 稲作が終わった後には小麦が作られるとのこと。

ドルジェラクパ峰(左)プルビチャプ峰(右)の間に位置する標高4000mの世界に向かって・・・
ヒマラヤまで直線距離20km。 カトマンズから見たヒマラヤよりも圧倒的に大きくなった。ヒマラヤの手前に連なる黒い山々は標高4000mの世界の大地で、私たちが目指す場所である。 2週間前に降った雪がヒマラヤをより白く輝かしてくれた。
2026年初夏 歩かなくてもブル―ポピーに出会えるトレッキングを予定
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