【A pretty fairy that blooms in the Himalayas】
今回紹介する妖精は亜高山帯から高山帯と呼ばれる4000m以上の石の多い草地で見られ、他のリンドウの花に比べ植生分布が少ないリンドウ科の花。
ネパール中部地域では標高3800mを付近から見られ、4300m以上の高地で散生が多い。背丈は5cm~10cmほどに成長。 葉は無柄で基部から分枝し、群生しているように花をつける。
通常は5弁、稀に4から6弁ほどをつけて咲くことも。
花弁の先は通常尖がるが丸みを帯びる個体も
花弁は5つ。1つの茎に1個の花をつけ、淡青紫色の花
花の中央(喉部)は白い長い毛が生える。
濃淡のはっきりした個体を見かけることも有る。
ヒマラヤの各地で見られる種で、他のリンドウ科の花と同時期(8月中旬以降が最盛期)に咲き、比較しながら楽しむことができる。
No.38
花名:コマストマ ペドゥンクラトゥム
リンドウ科 サンプクリンドウ属
稀少度(珍しさ):★★★★
リンドウの仲間
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