ヒマラヤ最東端。世界中のプラントハンターが目指す聖地、四川省のスークーニャン山群。 2025年4月にこの地域に新たな高山植物の群生地を求めて下見に行ってきた。 今まで足を運んでいたエリアは入域禁止になってしまったとのことで、新たな天空の花園を探してきた。 天空の花園で微笑む、高山植物トレッキングの本番は6月末を予定。
- 旅行期間:10日間
- 少人数でトレッキング
- 花園の中でのトレッキングを計5回予定
- 日本人ガイドがご案内!
- ドア To ドアでお花の世界へご案内。 歩くのではなく、花園で時間を楽しむ!
サンプクリンドウの仲間
インド大陸がユーラシア大陸に衝突する過程で今なお高くなるヒマラヤ。 7ヵ国にまたがる全長2400㎞のヒマラヤの東端(四川省)は横断山脈と呼ばれ、ヒマラヤの中でも最も降水量が多いことで知られる。 中国内陸都市でもっとも大きな成都からわずか西に200㎞、標高400mから一気に標高5000mを超えるスークーニャン山群が聳え、多様な景観が広がる風光明媚な場所として多くの観光客が訪れる。 モンスーンの影響を受けるこの地は豊富な高山植物の生育地として、世界中のプラントハンターの聖地にもなっている。
ヒマラヤは東西に山々が連なることが多いのだが、横断山脈は異なり、スークーニャン山群は南北に沿って峰々が連なり、数千メートルに切り込む渓谷がいくつも延び、メコン河やイラワジ河などの東南アジアの大河の源流域ともなっている。
ケマンソウの仲間
スークーニャン山群一帯では低地でほほ笑むラン科の仲間から、標高5000mを超える場所でほほ笑むケシ科の花に至るまで見ることができる。 ネパールヒマラヤでは見ることのできない種も多く高山植物の宝庫として、プラントハンターの間でとても有名である。
ヒマラヤの女王:メコノプシスホリュドゥラ
関西空港から5時間、四川省の省都である成都へ。そこから西へ200㎞の距離にスークーニャン山群がある。
この地はかつて歴史上の舞台として、三国志の時代には『蜀』という国と呼ばれ、名だたる武将が群雄割拠した歴史的にも大変魅力ある地域である。
スークーニャン山群の南側域にはジャイアントパンダの生息地でもある。 中国政府が国立公園に指定し、自然保護に力を注いでいる。
1000万人を超える民が暮らす成都からぷらりと訪れることができ、観光客は自家用車でアクセス。 旅行会社のチャーターバスも頻繁に走っているが、弊社が追い求めている可憐な高山植物が広がるエリアに訪れる観光客は殆ど訪れない場所である。
ケシ科の仲間
多くの旅行者が訪れるスークーニャン山群の見どころは大きく分けて3つ。
長坪溝、双橋溝、海子溝と呼ばれる氷河跡の渓谷に広がる原生林や湿地帯である。 そして、弊社が追い求める天空の花園である。 特に4000mを超える場所では足の踏み場もない天空の花園に様変わりする。 寒さから体を守るようにダウンジャケットをまとうワタゲトウヒレンの仲間や、ヒマラヤに咲く幻の花と言われるブルーポピーなどが沢山ほほ笑んでいる。
ケマンソウ科の仲間
トリカブトの仲間
旅行時期: 6月末 実施 お花の時期に合わせて
トレッキング期間: 7日間
旅行トータル期間:10日間
ご案内できる旅行者数:残1名
トレッキング費用: 27万円 (ガイド費用含む)
航空券代: 約7~8万円(燃油含む) ※ 目安
2025年の初夏、ヒマラヤの高山植物を愛でたいと考えている方は、ぜひお問い合わせください。