4月、6月の初旬、2回にわたって下見を行い、6月下旬からゲストを連れて中国四川省に広がる天空の花園へ向かった。

ぐんぐん気温が上昇するお昼手前、欧米人旅行者で賑わう関西空港に集まり、中国国際航空を使って一路経由地である北京へ。 チェックインカウンターで大きな荷物をまとめて預け、最終目的地である成都で受け取るシステム。 以前は必ず北京で荷物を一度受け取らなければならなかったが、今はスムーズに移動できるのにはありがたい。

機内で配られる昼食 イラストがかわいくていつもこの絵に癒される。 日本食に近い食事で私は喜んで頂く

ほぼ満席に近い飛行機は、機首を北に向けて離陸。 大阪万博を行っている大阪の街を横目に、徐々に進路は北西へ。 途中、朝鮮半島の上空を斜めに通過し、予定通り、新しい北京の首都国際空港に降り立った。 超巨大な空港で、ひたすら歩くため入国手続きと国内線の移動が大変である。 ※ 空港の快適化に改善してほしい!

日本よりも高緯度にある北京であるが、気温は日本よりも暑い。 汗ばみながら出発ゲートに向かったら、ゲートが閉まるまで残り20分ほどであった。

飛び乗るようにして、四川省の省都、成都に向かう。 北京行と異なり意外と空席が目立つフライト。 国内線の機材が非常にいいため、パーソナルテレビを見ながら3時間のフライトを楽しむ。

成都空港にて、荷物が出てこなくなるとは・・・この時点では誰も思わなかった。

無事、成都に到着し関西空港で預けた荷物を受け取るため、ターンテーブルに。 荷物が順次出てくるが、私たちの荷物が出てこない。 英語で空港スタッフが大声で案内をしているため、確認をすると・・・北京空港で荷物が積み込めなかった15個の中に、私たちの荷物6個すべてが含まれていることが分かった。

北京発・成都行飛行機(CA1425便)に積み込みが出来なかった荷物のタグ番号を書き出す

何かあればここ! と案内されたので・・・ ホテルのスタッフにこの番号を見せて事故処理をお願いをする

早速、航空会社のスタッフに連れられ、荷物タッグとパスポートを渡し、手続きを行う。 翌日から山間部に移動することもあり、必ず本日中に荷物が受け取れるよう交渉を行った。 外で待機していたホテルの送迎車に乗り込み、別便で私たちの荷物がホテルに届くことを伝え、成都の街へ。

屋台街のど真ん中にあるホテル。 いったんチェックインをしてから夜の街へ。 活気づく街中にあふれる屋台を見ながら、食べたいものをチョイス。 日本では見られない食材も豊富で、ご婦人の目にいろいろと映る。

手際よく、注文をした料理を作る女将。 つたない中国語でやり取りを行い、出てくる食事はイメージと違う。 そんなことも楽しみながら、テーブルに一杯乗せられた料理を頂く。

鞄の事も忘れ、あっという間に夜中に。 ホテルに戻ると、日本で預けた荷物が無事届いており、ゲストの部屋へ届け、いろいろあった一日を思いながら深い眠りについた。