【A pretty fairy that blooms in the Himalayas】

今回紹介する妖精は、ヒマラヤのハーブ! 中間山地から亜高山帯の草地で群落を形成し、いい香りを漂わせるシソ科の花。

標高3000m~4500m前後に広がる草地や氷河帯のわずかに土が残るところで群落を作る。 背丈は20cm~40cmほどに成長し、花や葉からスッキリとした素敵な香りを漂わせる。

葉は対生で茎の頭に1ミリ以下の花がいくつも集まって、3cm~5cmの肉穂花序となる。 現地の民はこの花をお茶の中に入れてハーブティーとして利用している。 秋口、花が枯れてしまった後でも、いい香りが残る。

 


標高4400mの草地で群落を作る、エルショルチジア エリオスタキア。 標高が高いところで育つ妖精の背丈は10㎝ほどにしか成長しない。

No.43
花名: エルショルチジア エリオスタキア
シソ科  ナギナタコウジュ
稀少度(珍しさ):★★

シソ科の仲間

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