【A pretty fairy that blooms in the Himalayas】
今回紹介する妖精は低地の苔むした大樹の幹や岩や崖に、やびっしりとへばり付く様に生えるイワタバコ科の花。
アンナプルナ山系の樹林帯の中では大群落していることが多い。
ネパール中部地域を中心に、いろいろな所で見かけることができるイワタバコ科の妖精の1つ。 年によっては7月中頃に見られることがあるが、8月上旬から下旬にかけて見ごろを迎えることが多い。
樹林に囲まれ常に湿った場所にある大きな岩場や幹にびっしりと群生するのが特徴で、5㎝~10㎝ほど成長した幹の先に直径2㎝ほどの花を咲かせる。
針金のような茎にはびっしりと繊毛がついている。
この花が咲く湿った場所には他の妖精が混生して咲くことが少ない。 イワタバコ科の仲間でスミレの様な形に咲くのがこの妖精。 花の筒部はいろいろな色とデザインで彩られており、非常に美しいので虫眼鏡を使って観ることをお勧めする。
No.46
花名:プラティステンマ ヴィオロイデス
イワタバコ科 プラティステンマ属
稀少度(珍しさ):★★★
イワタバコ科の花
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