未だ出会えていない高嶺のお花を求め・・ 昨日と同様に、2台の車に分乗し、標高4000mの世界を目指す。

標高4000mにある駐車スペースに車を止め、車内不要な荷物を置いて、ドライバーにお留守番を頼んで出発。

歩き出して30秒。 標高4100mで咲くイエローポピーの周辺には、高貴な色で微笑むポピーがいくつも咲いていた。

まだ、蕾状態の株がいくつも見受けられ、これからがポピーの最盛期になることが想像できた。 どの花も背丈は15㎝程。 風下に向かって花の正面があり、中は淡い黄色をしている。

この場所では珍しく、レッドポピーも咲いており、2つの異なったポピーをどのような構図で写真に収めるか・・・撮影者が一番悩むところである。 そのすぐ傍では・・・

赤紫色をしたポピーも1株咲いていた。 一本の茎から複数の花を咲かせる種である。 ネパールヒマラヤで普通には見ることができない種と思われる

道路を挟んで下側の斜面はキンポウゲが咲き誇る大花園が広がっている。 ヤク(高地牛)が全く食べないので、お花がそのまま残り、私たちは新たな花を求めて花園中をゆっくりと歩いていく。

童心に戻って、キンポウゲのお花を摘み、大きなブーケをいっぱいに作り、そして一斉に空高く飛ばす。

のんびりと過ごした一日を終え、ホテルに向かってゆっくりと下ると・・・ いろいろなお花に目が慣れて新たな種が咲いていることに気づく。 そしてこの日に出会った一番のお花はこれ!

アツモリソウ。 周りにはいくつもの株が咲いていた。 ある一定の条件で咲く種の為、限られた場所でしか見られなかった。 明日もどんな花に出会えるか? 帰路の車内ではお花の話で盛り上がった。

2026年初夏に同コースへトレッキングを予定しています。

殆ど歩かずして、ヒマラヤの高山植物を思う存分に楽しめます! 車の関係上、案内できる人数は最高6名まで。

ご興味ある方は ➡ 問い合わせ ください。