世界最高峰エベレスト山群とカンチェンジュンガ山群を仰ぐ雲上のトレイル 

 

カトマンズから東に150㎞ほどの距離にある4000mの緩やかな稜線が続くジャルジャラ峠。 世界最高峰エベレスト山群と世界第3位のカンチェンジュンガ山群の巨大な山域を仰ぐことができる!

誰もが知っているエベレスト。 この山があるクーンブ地域の東に一本のミルキ尾根がある。 尾根をヒマラヤに向かって歩くと、目の前にはチベット国境に沿って聳える標高7000m~8000mの白銀のヒマラヤが東西400㎞にわたって一望できるのだ。

外国人トレッカーに殆ど知られていないこのトレイル、ヒマラヤ通に歩いてもらいたいトレイルのひとつとなっている。

ミルキ尾根を進むと、いつしか標高4000mを超える草上の尾根にでる。 起伏の少ない緩やかなトレイルは最高地点ジャルジャラ峠を経てヒマラヤに延びている。 見渡す限りの雲海に覆われ中に一本トレイルが続いているのだ。

夕陽を浴びながら夕食の準備を行うスタッフ 満点の星空の中で頂く夕食は最高のデザートである!

草地の稜線に出ると、そこには人家などは無い。 夏の間だけに牛飼いが使う石積の小屋(カルカ)が点在するだけである。 南北に延びるミルキ尾根からは青い空の中にヒマラヤが左右に眺望が望め、快適なトレッキングが続く。

尾根の西側に広がるエベレスト山群の峰々。 巨大なすそ野を大地に根付かせて鎮座するマカルー(世界第4位)が間近に仰げ、無数に連なるヒマラヤのスケールにに圧倒される。 

高地でしっかりと食事がとれることが、高地を歩ける重要なポイントのひとつ。 

尾根の東の空には世界第3位の高峰、カンチェンジュンガ山群の巨大な姿で南北に連なっている。 ネパールで最も東に位置し、インドとの国境をなすカンチェンジュンガ山群。 山域の南側は紅茶で有名なダージリンと接している。 ネパールを訪れる外国人トレッカーでも、この山を実際に見る者は非常に少ない。

カンチェンジュンガ山群へ実際にトレッキングすることも可能だ。 しかし今の所、他のエリアに比べロッジの整備などがまだ整っていないので、長期間に及ぶキャラバンが必要となる。

世界第3位のカンチェンジュンガ山群 右が南方面となる

 

夕陽に照らされたテント場 雲上で生活する人しか見ることのできない絶景が広がっている。

南北に延びるカンチェンジュンガ山群 ヒマラヤの裏側はインド領である

 

氷河によって削られた窪地に純水が溜まってできた氷河湖

 

【7月~8月に彩る可憐な妖精】

7月~8月の雨季、標高4300mを超える場所は一斉に可憐な妖精の世界に様変わり。 草地だけでなく、岩場にも多くの妖精がほほ笑み、トレッカーの心を和ませてくれる。

中級者以上にお勧めしたい、トレッカーに知られていないジャルジャラトレッキング

 

 【トレッキング実施プラン】
※ 歩く人に合わせた高度順応を実施! 高山病の症状を軽く、早期に回復することに繋がります。
※ 旅仲間に自慢できる、知られていない国境線上のヒマラヤ山群展望が抜群!  

1.カトマンズ ➡ ツムリンタール ➡ シッダカリ(1500m)
2.シッダカリ ➡ マユン(2400m)
3.マユン ➡ バイセカルカ/ドバテ(3500m)
4.バイセカルカ/ドバテ ➡ ミルケダンダ ➡ ギッダダンダ(3600m)※ エベレストの頂が見える
5.ギッダダンダ ➡ ジャルジャレ(4500m)    ※ エベレストの頂が見える
6.ジャルジャレ ➡ ティンポカリ(4250m)
7.ティンポカリ ➡ アナデカルカ(3500m)
8.アナデカルカ ➡ マンシマ
9.マンシマ ➡ ダラデウラリ
10.ダラデウラリ ➡ ツムリンタール ➡ カトマンズ

 

単独トレッキングからグループでのトレッキング。 トレッキングのサービス内容に合わせて手配が可能です。

お問い合わせ

ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ

077-534-5469 または info@sapanatrek.com  担当 ヒマラヤガイド 浅原

 

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