【A pretty fairy that blooms in the Himalayas】

今回紹介する妖精は高山帯の湿った草地に生えるナデシコ科の花。

 

標高4000m~5300mの湿った砂礫地や草地に散生して見られる。 花茎は直立し2cmほどだが時として、4cmほどに成長することもある。 マット状またはクッション状の株を作るが、それほど大きな株にはならない。

 

葉は茎の上部に密集し、無柄で卵形で1cm弱ほどの大きさ。 花は2cmほどに成長し、5枚の花弁から成る。 花弁はピンク色で、爪のある卵形。 爪は直立し暗紫色を帯びる。 花柱は3本つき萼片より長い特徴である。 非常に見つけにくい種の一つして挙げられる。

 

No.136
花名: アレナリア グランドゥリゲラ(Arenaria Glanduligera)
ナデシコ科  ノミノツヅリ属   

稀少度(珍しさ★★★★

ナデシコ科の仲間

 

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