【A pretty fairy that blooms in the Himalayas】

今回紹介する妖精は低山~中間山地にかけての水捌けの良い草地、疎林、ときには人家の近くで微笑むノボタン科の花。

亜熱帯気候に属する標高1000m~2000m付近で見られ、背丈は50cm~80cmほどに成長。 淡いピンク色の花弁が5枚。雄しべが10本でその先に葯(花粉が入った袋状)が黄色で真っすぐに伸びるのが特徴

ネパールではノボタン科の花を数種類見ることができるが、この種に非常に似た種がある。
見分け方のポイントは葯(花粉が入った袋状)の形状と花弁の数。

ヒメノボタン属 オスベッキア ステラタ 花弁が4枚で、葯がS状に曲がる

上記の点で区別することで、種の特定が容易。

No.31
花名:オスベッキア ネパレンシス
ノボタン科  ヒメノボタン属
稀少度(珍しさ):★★

・女性におすすめしたい、数百種のヒマラヤの妖精に出会えるトレッキング ➡ http://sapanatrek.com/flower

ひと目でわかる妖精図鑑