A: あります。買い物をする時に有効な交渉術を教えします。
ネパールで物を買う際には、必ず交渉をして買うことが必要になります。日本で定価販売に慣れてしまっている私たちには、難しいかもしれません。
先ず、ネパールには商品を買うときに3つの価格があるのを覚えてください。
1つ目は現地価格。2つ目はツーリスト価格(観光客の価格)3つ目は日本人価格です。
これらの価格は店主が私たちをみて最初に言う価格です。そこからいかに値切れるかが問題です。先ずは言い値の半額から初めて見てください。
相手(店主)も少しずつ値段を下げていくでしょう。でもまだ購入するのは早いでしょう。じっくりと価格を歩み寄りながら、最終的に歩み寄った価格で決まります。
例えば言い値が100ルピーのものでしたら、私たちの言い値は50ルピーから始めてみてください。互いに価格を歩み寄って75ルピー程度で購入できます。これがポピュラーな交渉術です。
交渉するのが苦手の方には、この方法を利用してみてはどうでしょうか?
ネパールには縁起を担いで商売する習慣があります。そのため、商品を購入する時間帯によって、安い価格で購入できる時があるのです。
例えば朝一番(開店直後)は一番安く商品が買えます。朝早い時点にお客様に商品が売れると、お店は1日繁盛するという言い伝えがあるからです。
また閉店直前もそうです。明日の商売が繁盛すると信じられているからです。それ以外にも店主との関係が友達のようになると、友達プライスと呼ばれる価格で買うことが出来ます。一度試してみてください。
ネパール語を話すと現地人価格で買うことも出来るので、不思議なものです。