【ヒマラヤでほほ笑む妖精シリーズ】★

No.2
花名:モリナ・ロンギフォリア 
モリナ科  モリナ属
見つけ易さ★★★★

今回紹介する妖精は、背丈の低い草地で異様な姿で咲く日本で見られないモリナ科の花。

ヒマラヤの3000m上部の中間山地の草地でポツポツと茎をのばして花を咲かせる。
葉に鋭い棘を持つのが特徴。

淡いピンク色をした筒状の花が水平に飛び出して咲き、いくつもの層になって咲く。
トレッキング道沿いに生えることも多く、珍しい容姿に思わずシャッターを切る人も。
背丈は30cm~80cmほどに成長し、大型の妖精の分類に。

花期は意外と長く、7月~8月にかけて順次花を付けて行く。

 

この種には似たような花がもう一つある。 ここで紹介する種よりももっと高地で咲く妖精。

クリプトスラディア・ポリフィラ

モリナ・ロンギフォリアに比べ、背丈は低く、花が目立たないのが特徴。 4000m以上の草地に散生している。

 

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