【ヒマラヤでほほ笑む妖精シリーズ】

No.1
花名:リリウム・ネパレンセ 
ユリ科  ユリ属
見つけ易さ★★★

今回紹介する妖精は、草むらの中で大輪の花を咲かせるユリ科の花。
ヒマラヤの中間山地の草地や疎林の茂みの中で、草と同色系の大きな花を咲かせる。
保護色で目立ちにくいので、視覚にこの花が突然入ってくると驚くことも。
日本のユリとそっくり。

ヒマラヤの民はこのユリの根っこが好物。 香辛料をたっぷり利かせて油で炒めていただくのだ。 また、この妖精も薬草として重宝されている。 以前に比べトレッキングルート上で咲く個体は非常に少なくなってきた。

生い茂った草むらの中で育つことが多いので、どの妖精も背丈は1mほどに成長する。 一本の茎から分枝していくつものつぼみをつけ、花は10㎝~15㎝と大きい。

名前に【ネパレンセ】とついているため、ネパール固有の種である
何年かに一度であるが、赤い花弁をしたモノを見かけることが。 どのような理由でこのような色になったか不明。
7月中旬以降が一番の見頃

 

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