2019年 秋~初冬にお勧めトレッキング

ヒマラヤと言えば・・・エベレスト。 誰もが知っている高峰だが、高山病が心配と思う方には・・・ 標高3000m程度の稜線歩きをしながら、ヒマラヤの大展望が望めるトレッキングをお勧め。
このルートを春に歩けば、真紅の大輪を幹いっぱいに付けて咲きほこるシャクナゲとヒマラヤ!

春先になれば樹高15mを超える石楠花が咲きほこる森を抜けるのに丸二日かかる

ネパールの国花である石楠花は標高2000m~4000m前後の日当たりの良い場所でみられ、まだ寒気が残る2月下旬から5月前半にかけてヒマラヤのすそ野を駆け上がるように咲いていく。


花の色は赤だけでなく黄色や白、ピンクなどの様々な色と花弁に斑が入っているもの、また花の大きさが小さいものなど、数十種以上がヒマラヤ山麓を中心に確認されている。 時期やトレッキングする場所によって見ることができる石楠花は大きく異なる。
ちなみにヒマラヤの石楠花と言えば、樹高15m以上、幹回り2m以上に成長する真紅の花をつける種を指すのが一般的だ。

ダウラギリ山群が望める草地に咲くサクラソウ科 プリムラ・デンティクラタ

あなたが花好きの登山者であるのならば大樹のシャクナゲの根元でトレッカーの目を楽しませてくれる、リンドウ系の可憐に微笑む可愛い花々にも注目して欲しい。

ヒマラヤンブルーの空と同色のリンドウが足元を彩り、時には足場の踏み場もないほどに大群落を形成しているのを見かけることができるだろう。

 

【世界最初に登られた8000m峰があるアンナプルナ地域】

カトマンズの西200㎞に位置するヒマラヤの景勝地ポカラ。 この街の北30Km先には7000m以上の峰々がそそり立つアンナプルナ山群がある。 気軽にヒマラヤを楽しめるエリアとして、毎年多くのトレッカーがこの地を押し寄せる。 若者のように体力任せに急ぎ足で歩けば、3日程度で神々の峰ヒマラヤを堪能でき、可憐なお花に囲まれる世界にも足を踏み入れることができる。

時間を贅沢に使いながら、優雅にのんびり歩く欧米人トレッカーの様にヒマラヤを楽しむなら、5日~6日間が必要だ

なかでも、ヒマラヤ初心者が安全で短期間で歩けるコースとして、ゴレパニ周遊コースが有名である。
2月~4月前半にかけて、山全体が真紅の石楠花に彩られた上に、真っ青な空と雪を被ったヒマラヤの絶景が気軽に楽しめるからだ。 もちろん、高山病の心配も不要だ。

サパナではゴレパニ周遊コースの途中から新ルートを歩くトレッキングを2019年春予定。
ゴレパニ周遊コースよりも景色が勝り、起伏の少ないヒマラヤ展望の尾根を歩くコース。そして、何よりも半日行程で歩き通すことができるので、体力に不安な方でも十分歩くことができることだ。

展望が非常に良いのでヒマラヤと大輪の石楠花を合わせた写真が随所で撮影が可能である。
ほとんどの旅行者が知らない新ルートなので、のんびりとトレッキングができるのが特徴

2019年 10月 ~ 2020年4月 初心者向け、高山病にかからないトレッキングコース

【モデルプラン】

神々しい2つの8000m峰と樹高15mを超える巨大なシャクナゲの大群落、足元を彩る可憐な妖精たちに出会えながらのトレッキング
※ 全日、半日行程で歩くことができるので疲れないゆっくりペース。初心者の方でも無理なく楽しめます! 標高3000m前後の稜線歩きが続くので、展望が抜群! 

1.カトマンズ ➡ ポカラ
2.ポカラ ➡ ナヤプール ➡ ヒレ(1300m)
3.ヒレ ➡ ウレリ ➡ バンタンティ(2300m)
4.バンタンティ ➡ ナンゲタンティ― ➡ ゴレパニ(2750m) ※ 2つの巨大な8000m峰が一望
5.ゴレパニ ➡ プーンヒル(3200m) ➡ マハレーダンダ(3180m) ※ 2つの巨大な8000m峰が一望
6.マハレーダンダ ➡ バンタンティ
7.バンタンティ ➡ カトマンズ

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ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ
077-534-5469 または info@sapanatrek.com  担当 浅原