【A pretty fairy that blooms in the Himalayas】
今回紹介する妖精は高山帯の上部で風にさらされる草地斜面で生えるキンポウゲ科の花。
標高4500mを越える草地で散生して咲いている。 茎葉は質が強く、頂部は褐色の繊維に包まれている。 花茎は30cm前後で、他のアネモネの種に比べ小さいが、茎が固いため、この地に吹く風にも耐えられる。 全体に長軟毛が生える。
花は茎先に2個~5個程度つき、花の大きさは2cmほどである。 萼片は6枚程度である。 花の色は青紫~白色と場所によって色が異なる。
暗紫色の脈は裏側にも表れることが多く、似種であるヴィオラ・ワリキアナには出ない。
No.102
花名: アネモネ デミッサ(Anemone Demissa)
キンポウゲ科 イチリンソウ属
稀少度(珍しさ):★★★★★
キンポウゲ科の仲間
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