A pretty fairy that blooms in the Himalayas

 

今回紹介する妖精は、中間山地の草地で散生する、目が覚めるような紫色をしたキンポウゲ科の花。
The fairy introduced this time is a flower of the Ranunculaceae (buttercup) family of purple that is awake and scattered in the grasslands of the intermediate mountains.

妖精の写真はカトマンズの北40㎞にあるランタン渓谷で撮影したもの。 花の同定に使われる図鑑には、ネパールではランタン渓谷でみられると記載されている。

ランタン渓谷と接するチベット南部(キーロン地区)でも同種の妖精が沢山見られるので、この地に棲む山岳民族の交易等によって種子が運ばれ、ランタン渓谷で育ったと思われる。

比較的乾燥した土壌の草地で生育し、背丈は50cmほどに成長。 非常に鮮やかな青い色で枝先に3㎝ほどの花をいくつかつける。花の大きさとほぼ同じ長さの距(キョ)があるのが特徴

キンポウゲ科の花のため、家畜であるヤク(高地牛)も食べず、他の花と一緒に美しく彩を放つ。

No.26
花名:デルフィニウム カマオネンセ
キンポウゲ科  オオヒエンソウ属
稀少度(珍しさ):★★

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