当社で航空券を購入されたお客様より・・・
某社HPでネパール行きのチケットを探していると、チケット価格をチェックするたびにズンズン高くなる。と呟いた。

どのような意味なのか? よく分からなかったので、詳細を伺うことに。

お客様曰く
某サイトを通じてネパール行きの航空券を探している時の事。 出発日や帰国日を入力し、HPに掲載される金額とサービスを見てカード決済する際、別のサイトを閲覧して再び最初のサイトに戻ると・・・いつの間にか提示されていた料金が高額に。

価格のページを開く度に料金が上がって、3万円以上変わってしまったとの事。

そのようなことが本当にあるのか? 疑問に思ったので、お客様が体験したことについて、インターネット上に情報があるか調べてみると・・・やっぱりあった!!

5月~6月の前半にかけてほほ笑むサクラソウ科の仲間 花弁の先が切れ込みが入る珍しい種 標高4200Mで。

【販売者に最大限のメリットを出すアリゴリズム】

そこにはこう記されていた。 AI(人工知能)のアルゴリズムによって価格を調整している可能性が高い!
つまりこういうことだ。 航空券の場合に限らず、人気(クリックする度に)があるほど、ズンズンと価格を上昇させて表示させること。

お客様が閲覧していたサイトでも同様な仕組み(AIのアルゴリズム)が組み込まれており、チケットを購入するまでの過程で、何度もそのサイトにアクセスすることで、コンピューターは人気があると判断し、閲覧するたびに表示価格が上がってしまったということだ。

チケットを販売する立場としては利益を最大限得られるシステムとなりえるが、購入する立場の者としては・・・どうも納得がいかないモノである。

当社では取引ある航空会社を通じて、ネパール行き航空券を販売している。 アルゴリズムを使った販売でななく、航空会社から仕入れる価格に手数料を載せて販売している。 需要が多い、少ないに関係なく一定な価格で販売しているのだ。

3月~4月にほほ笑むサクラソウ科の仲間 水辺を好む種、岩から染み出す場所などで群生することも多い。

【ネット環境が良くなることで、本当に得するのは誰?】

アルゴリズムを使った販売方法と昔ながらの販売方法、どちらが消費者、販売者にとって得なのか? 考えさせられる。 なぜならば売り主と買主(顧客)が居なければ商売が成り立たないのだから。

インターネットが普及し始め20数年が経とうとしている。 当初はインターネットのおかげで、色々なメリットを誰もが享受できた。

そして、航空券に限って言えば、色々な所で販売されているチケットが一瞬で比較が容易になり、消費者が優位な立場になった。 価格競争がより激しくなる中、薄利多売の航空券を少しでも効率よく高く売りたい!として、アルゴリズムを使った販売方法を使用するようになった。

アリゴリズムを用いた販売が普及するほど、チケットを購入したゲストがどのように思うのか? 気になる所である。 今回当社を通じてチケットを購入された方も、こうした感情を持ったのだろう。 チケットを購入した後も喜んでもらえる形でサービス提供を行っていきたいと思う。

 

7月、ヒマラヤでほほ笑む、花弁が透き通おった幻の花ブルーポピーを見に行きませんか?

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標高4500M以上のガレ場でひっそりと咲く幻の花ブルーポピー 背丈は20㎝程にしか育たず、花弁がセロファンの様に透けるのが特徴