太陽のぬくもりを感じられる爽やかな風が吹き、ヒマラヤ一帯に一滴も雨を降らせなかった10月中旬。 標高3000mより上に登ったことが無かったゲストを含む方々と一緒に、エベレストの全貌が見られる丘、ゴーキョピーク(5400m)に登ってきた。

【7年かけて巡る88カ所巡りが・・・】

とあることをきっかけに始めた四国88カ所巡り。 旅の楽しさとそで子出逢う人々との触れ合いの時間の素晴らしさ。 日々、友人と近場の山で軽く汗を流し、時には旅行会社が企画する2泊程度の山登りに。登山というよりは食事やホテルにこだわった企画が中心。

高度順応としてシャンボチェの丘3800mまで登る。 背後はコンデリ6180m

仲間と話が弾み、色々とインターネットを使って調べているうちに、夢は膨らみ世界最高峰エベレストに。

とはいっても・・・ 2週間を超える旅行の未経験、日本では体験できない未知の高度、ヒマラヤで頂く食事など・・・ヒマラヤトレッキングに興味を持った瞬間からたくさんの心配事を抱えてしまったという。

 

ツアーが催行される1ヶ月前までは・・・ 日々の生活の延長上というスタンス。 足腰を鍛えてもらうようなことなど、一切行わないこと! 平常心でリラックスしてもらうことに終始お願いをした。 そしてトレッキングの成功のカギを握る高山病になり難い方法を、アンケートをもとに事細かくレクチャーしていった。

ゴーキョトレッキングは・・・連日半日程度の歩きで行程を進めることができるので、初心者トレッカーでも十分歩くことが可能

 

ツアー実施1ヶ月前を切ってから・・・ 賢い荷物のパッキング方法や便利グッズの紹介し、ゲストに準備し始めてもらった。 ゆったりとした環境の中で、トレッキングの準備を確実に行ってもらった。

 

【世界中の登山家が集うヒマラヤ】

9月後半から始まる秋のベストシーズン。 特に10月は世界中のトレッカーやクライマーがもっともヒマラヤを楽しむ時期として知られ、たった1ヶ月だけで10000人を超えるトレッカーがエベレストを見に、この地に押し寄せてくる。 出発地のルクラは毎朝6時過ぎからカトマンズからの国内線がひっきりなしに飛び交い、外国人トレッカーで賑わう。

トレッキング街道に点在するロッジも大変混み合う。

そのためゲストにとって快適な宿の確保には、シーズン前から行う事前の根回しが効いてくるのだ。

念願のゴーキョピークに挑む! 背後の山の奥には雪煙を巻き上げるエベレストとローツェ

【片道50㎞を超えるゴーキョピーク登頂への道のり】

エベレスト間近で見たいという思いを持っていたゲスト。 ゲストの足や膝への負担を減らし、午後からゆっくりと休養が取れるゴーキョピークへのプランを勧めた! 未知の高度である5000mの世界への不安、高山病への心配を取り除くために、常に一緒になって行う体調管理と高山病の症状が出る前から行う高山病対策を行った。

2018年10月18日午前8時過ぎ、標高5400mのゴーキョピークに登頂!

通常の登山タイムとほぼ時間で登頂。 トレッキング期間通じて、大変上手に高度順応されたおかげで、他の方同様に、毎食たくさんの食事を執ることができた。

70歳を過ぎて、ヒマラヤ8000m峰を一度に4峰を観れるゴーキョピークを登り、総歩行距離110㎞を超える大トレッキングを終えた。

幅1㎞、長さ18㎞に及ぶンゴズンバ氷河を見ながら下山

 

小社では・・・ あなたが思い描くヒマラヤの夢を達成させることが可能!

1.ゲストの歩き方に合わせた高山病対策を日本人ガイドと一緒に行う

2.毎食、専属のコックが温かな日本食を作る

3.ヒマラヤ渡航200回以上、26年間の経験からトラブルを想定してのツアー作り

 なので、初心者のかたやご婦人のかたでも無理なく標高5000mの世界を歩くことが可能です。

 

問い合わせ:  ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ  077-534-5469