【A pretty fairy that blooms in the Himalayas】
今回紹介する妖精は亜高山帯から高山帯の低木林の縁や岩礫地で生えるツツジ科の花。
標高3500m前後~4500mの苔むした岩礫地などで見られる。 花茎は10cmから20cmほどに成長する小低木である。 直立した枝の先に鱗片上の葉が密に互生し、4列に並ぶ。 下部の枝には暗褐色の古い株が残ることが多い。
葉は革質で質が厚く、卵形である。 花は枝先からやや離れた葉の腋に付く。 花柄は長さ5ミリほどで、縮れた毛が密生する。 花冠は白色で鐘形である。 大きさは1cmほどである。
No.142
花名: カッシオペ ファスティギアタ(Cassiope Fastigiata)
ツツジ科 イワヒゲ属
稀少度(珍しさ):★★
ツツジ科の仲間