~ランタン渓谷・ガンジャラトレッキング⑥~

ゆったりとした贅沢な朝食を終え、自分の支度をするだけで良い。 テントなどの撤収はスタッフが全て行ってくれるので、思う存分ヒマラヤを楽しむだけである。  慌ただしく出発の準備を行っていたキッチンスタッフはお昼の用意のため、私たちよりも先に歩き出した。 残りの準備をしてのんびり出発するのは怪力なポーターたちだけである。

テント場の前を流れる川はここから一気に切り立つ渓谷へ落ち込んで流れていく・・・ そしてインドへ流れていく

テント場から少し歩いた高台に上ると・・・ 

峠と思われる場所には、チベット教を信仰する民によって石積のケルンが築かれ、この道を通る者の安全が祈願されている。

 

ヘランブー地域の住民がトレイルの整備を行っている。 そのため、草地に延びる一本のトレイルは石が敷かれ、迷わない。 峠には必ずケルンが築かれ、ルンタ(馬の絵とお経が書かれた旗)が風になびいている。

氷河からしみ出した水が溜まっている場所は絶好のキャンプサイト 

スタッフが到着してから1時間以上遅れて、私たちはテント場に到着した。 高山を覆っていた厚い雲がだんだんと降りてきて、テント場を真っ白に。 気付かなかったが斜面に放牧されていたヤクも雲と一緒に降りてきて、テント場はいつのまにかヤクの放牧場に。

テント泊も今日で終わりである。 明日はロッジのベットでゆっくりと休める

山から吹き下ろす風が雲を流し、夕日に照らされたロールワリンヒマラヤが神々しい

ヒマラヤ山中での最後の晩餐に備え、キッチンスタッフ、ポーターたちが騒がしい。 テントの中から顔を出すと東の空には黄金色に輝くロールワリン山群のヒマラヤが見え感動を覚える。

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