世界の屋根ヒマラヤが幾重にも連なる深い渓谷には、チベット医学で珍重される薬草の花から蜜を集めるミツバチが無数生息している。 ヒマラヤミツバチは天敵や風雨から巣を守るために、断崖絶壁に直径1mを超える巨大な巣をいくつも作る。
伝統的な道具のみを使い、ヒマラヤの恵みを採取する
薬草となる花が咲き出す3月、ミツバチは活発に動き回り、休む時間を惜しんでハチミツ採りに明け暮れる。 ミツバチが集めるハチミツは栄養価の高い薬草ばかり。 その栄養が凝縮されたハチミツはヒマラヤの民にとって、最も高価な恵みなのだ。
5月中旬~6月にかけて、薬草成分が非常に濃いハチミツを採取する
ハチミツは誰もが採取できるものではない。 昔も今も変わらず村の共有な財産。 村のなかで話し合いがもたれ採取する人【ハニーハンター】たちが決まるという。 選ばれたハニーハンターたちは互いの役割を忠実に守り、果敢に巨大な巣を作るミツバチに挑むのである。
地上数十メートルの断崖絶壁にへばり付くミツバチの巣。 勇敢なハニーハンターは竹で作られた梯子を使い、弦を捩って作られた梯子を体に縛り、崖にぶら下がった状態で数時間にわたって採取する。 巣に近づいた瞬間、何万匹というミツバチが一斉に襲い掛かってくる。 その恐怖にひるまず、ハチミツ採りに挑むのだ。
ヒマラヤミツバチとの格闘の末、1つの巣からはおよそ20Lのハチミツが採れるという。 村人全員でヒマラヤの恵みを共有するのだ。
ハチの巣の4分の1サイズを持つ
ヒマラヤのハチミツは醤油色をした、サラサラとしているのが特徴!
通常、ハチミツと言えば飴色のドロッとしたモノを想像する。 しかしヒマラヤの断崖絶壁で採取したハチミツは醤油の様な黒色をしているのが特徴である。 薬草成分のハチミツをスプーンですくってみると、とろみは殆ど無く、すぐに垂れてしまう。
濃い茶色が薬草成分が含まれたハチミツ
断崖絶壁の巣から採れた薬草成分が高いハチミツ
養蜂箱で作られたハチミツ
ヒマラヤの麓で暮らす生活の中から、山岳の民は貴重なハチミツを薬として飲用してきた。 医者がいないヒマラヤの奥地ではこのハチミツを食することで、病気を治癒し、病気になりにくい体づくりに使用してきたのである。 そのため、ハチミツを一度に摂取する量は、特に注意しているという。 その量は1日あたり、小さじ1杯だけである。 効能が非常に強く、酔っぱらってしまうと誰もが口をそろえて言う。
ハニーハンターが命がけで採取するヒマラヤのハチミツが、カトマンズ市内で手に入るようになった。 数量には限りがあるが、大変貴重で薬草成分が濃いヒマラヤハニーは養蜂箱で採取されたハチミツとは栄養価も含め格段と違う。 健康にこだわる方にはぜひ、ヒマラヤの断崖で採取される薬草成分が入ったハチミツを!
養蜂箱で採取されたハチミツに比べ、甘みが少ない
ハチの巣から取り出された高価なプロポリスも売られている
ハチミツよりもっと貴重な酸味が特徴なプロポリスを頂く
サパナではハチミツ採りが行われる5月、ミツバチの巣がある村人の協力で、迫力あるヒマラヤハニーを採取する様子を間近で見られます!
ネパールの一部の村ではハニーハンターの様子を見せる演出度が高いツアーを行っていますが、サパナではそのような場所でのトレッキングではなく、命がけで果敢に巨大な蜂の巣に挑むハニーハンターの素顔が見れる真のトレッキングを行っています!
採取されたヒマラヤハニーをその場でも購入できます。混じりけの無い本物をご賞味ください。 ご興味ある方はお早めにご連絡ください。
初級者から上級者まで、ヒマラヤ好きにお勧めしたいハニーハンタートレッキング
【トレッキング実施済プラン】
※ 高山病の心配はいりません!
※ 旅仲間に自慢できる、本物の薬草ハチミツを味わえる!
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