聖山マチャプチャレに大接近! 雲海に延びるマルディートレッキング

ネパールのほぼ中央に位置し、東西70㎞以上の大きさで7000m~8000m峰が連座するアンナプルナ山群。 その中で、誰もが一瞬で心を奪われてしまう、端麗な姿で天を突きさすように聳える山マチャプチャレ(6994m)。 ネパール人にとってはこの山は聖なる山であり、神として祈る山である。 そのため今までこの山の頂に足跡をつけたものは誰一人いない。

とはいっても、頂に繋がる長大な尾根上を歩くことは可能であり、尾根の両側に望める景色はネパール随一とも言われているのはあまり知られていない。

サパナでは初心者の方でも十分歩くことのできるアンナプルナ山群の新たなトレッキングルート、マルディートレッキングをお勧めしたい!

 

アンナプルナ山群を一望できる観光の街ポカラから、このトレッキングはスタートすることになる。 トレッキングをサポートするネパール人スタッフと一緒に乗車し、終始アンナプルナ山群の峰々を見ながらの快適ドライブが始まる。 

稲穂が刈り取られた田園風景が広がる谷筋の街を抜け、九十九折の車道をグングンと駆け上がり、カーレ村で下車。 ここから歩き出すのだ。 北の空にはマチャプチャレ峰の優美な山容が青空の中で一段と輝いている。 村から尾根上にそって緩やかなトレイルが延びて樹林の中にあるポタナ村へ。 さらにトレイルは続き、デウラリ村へ。 ここからマルシャンディー川に沿って下れば、アンナプルナBCへ向かうルートへ。 私たちはひたすらマチャプチャレに続く長大な尾根を辿るだけである。

森林限界を越え、草地の尾根を辿ると、両側にヒマラヤを見ながらのスカイウォークが続く。

高地でしっかりと食事がとれることが、高地を歩ける重要なポイントのひとつ。 

歩き出して3日目、トレッキングの成功のポイントなるハイキャンプに到着。 ここでしっかりと高山病に対する順応を行雄姿を行うことが大切である。 ネパールトレッキングの日程のほとんどが欧米人の若者を基準とした、脚力のある体力任せの日程であることをご存じだろうか? 我々日本人に合わせた日程で歩くことがこの素晴らしい眺望を見ることに繋がる。

夕朝陽に輝くアンナプルナサウス(左)とヒウンチュリ

尾根上の西側にはアンナプルナサウスやヒウンチュリなどの山並みが広がり、東側にはアンナプルナ2峰、4峰、そしてラムジュンヒマールの巨大な山塊が鎮座しているのが望める。

 

 

 

朝陽が登りきるとヒマラヤの雰囲気は一気に変わる

本格的な登山として登る場合に訪れることができる、マルディーヒマールBC

初級者でも歩ける標高4000mトレッキング マルディーヒマール・トレッキング

 

 【トレッキング実施プラン】
※ 歩く人に合わせた高度順応を実施することで、高山病の症状を軽く、早期に回復することに繋がります。
※ 旅仲間に自慢できる、秘景のマチャプチャレに最接近、ヒマラヤ山群展望が抜群!  

1日目:カトマンズ ➡ ポカラ ➡ カーレ ➡ デウラリ(2100m)
2日目:デウラリ ➡ フォレストキャンプ(3050m)
3日目:フォレストキャンプ ➡ ハイキャンプ(3900m)
4日目:高度順応日 ※ 順応することで、翌日のトレッキングが無理なく達成!
5日目:ハイキャンプ ➡ マルディヒマールビューポイント(4500m)まで往復
6日目:ハイキャンプ ➡ シディン村(1700m)
7日目:シディン村 ➡ ポカラ
8日間:ポカラ ➡ カトマンズ

単独トレッキングからグループでのトレッキング。 トレッキングのサービス内容に合わせて手配が可能です。

お問い合わせ

ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ

077-534-5469 または info@sapanatrek.com  担当 ヒマラヤガイド 浅原

 

高山病になり難くするための効果的高度順応を知る!